7.7 サポートされていないキー・タイプを使用したグラフのロード

Graph Server and Clientリリース25.2以降では、頂点またはエッジでサポートされていないキー・タイプを含むSQLプロパティ・グラフ(またはサブグラフ)をグラフ・サーバー(PGX)メモリーにロードできます。

SQLプロパティ・グラフ全体またはサブグラフをメモリーにロードするときに、グラフ要素でサポートされるキー・タイプは次のとおりです:

  • 頂点の場合、キーは、INTEGERLONGまたはSTRINGのいずれかの(PGX)タイプである必要があります。
  • エッジの場合、キーは数値のみ、サポートされるタイプはLONGのみです。

ただし、頂点またはエッジに対してサポートされていないキー・タイプまたはコンポジット・キーがグラフに含まれている場合でも、readGraphByName APIを使用してグラフ全体またはサブグラフをロードできます。このような場合、グラフ・サーバー(PGX)は、エッジ表または頂点表の識別子として機能する一意キーを自動的に生成します。詳細は、「コンポジット・キーを使用したSQLプロパティ・グラフのロード」を参照してください。