2 Oracle Graphクイックスタート・コンテナ・イメージの実行
Oracle Graphクイックスタート・コンテナ・イメージを使用すると、Oracle Databaseのプロパティ・グラフ機能を簡単に開始できます。
このイメージは次のコンポーネントで構成されています:
- Oracle Database 23ai Free (23.7.0.0-liteに基づく)イメージ
- JDK 21
- Graph Server (RPMファイル) and Client (25.2バージョン)
また、データベースには、次のものが事前構成されています:
GRAPHUSERユーザー・アカウント。- 銀行取引データに基づく、
BANK_GRAPHというSQLプロパティ・グラフの例。
Linuxのバージョンに応じて、DockerまたはPodmanを使用してOracle Graphクイックスタート・コンテナ・イメージを実行できます:
- Dockerは、Oracle Linux 7 (x86_64)およびRed Hat Enterprise Linux 7で使用できます。
詳細は、『Oracle Container Runtime for Dockerユーザー・ガイド』を参照してください。
- Podmanは、Oracle Linux 8 (x86_64)およびRed Hat Enterprise Linux 8で使用できます。
詳細は、『Podmanユーザー・ガイド』を参照してください。
このイメージは、Oracle Linux 8の64ビットArmアーキテクチャでは使用できません。
開始する前に、次の前提条件の操作を実行します:
- Oracle Container Registryにサインインし、オラクル社標準の条件および規制に同意して、
graph-quickstartイメージをダウンロードします。 - Oracle Container RegistryでDockerまたはPodmanを認証するための認証トークンを生成します。
詳細は、Oracle Container Registryで使用するための認証トークンの生成を参照してください。
DockerまたはPodmanコンテナ内でOracle Graphクイックスタート・コンテナ・イメージを実行するには、次の手順を実行します。
親トピック: Oracleプロパティ・グラフ・スタート・ガイド
親トピック: Oracle Graph Serverのインストール