アーキテクチャ

スケジューラのアーキテクチャでは、JMSキューおよびトピックを使用して、非常にスケーラブルでパフォーマンスが高い、強力なレポート・スケジューリング配信システムを提供します。

次の図は、スケジューラ・アーキテクチャを示しています。

ジョブの発行時にスケジューラによって実行されるタスクは、次のとおりです。

  • ジョブの発行

    • クォーツ・テーブルにジョブ情報とトリガーを格納します

  • ジョブ・プロセッサ

    • クォーツ・トリガーが発動したときに、スケジューラ・ジョブ・キューにジョブ情報を配置します

  • バースティング・エンジン/バッチ・ジョブ・プロセス

    • バースティング・エンジン・リスナー

      • キューからスケジュールされたジョブ情報を取得します

      • データソースからデータを抽出します

      • バースティング分割の定義に従ってデータを分割します

      • 一時フォルダにデータを一時的に格納します

      • レポート・キューにレポート・メタデータを配置します

  • FOレポート・プロセッサ

    • レポートQをリスニングします

    • メタデータに基づいてレポートを生成します

    • 共有された一時ディレクトリにレポートを格納します

    • 配信キューにレポート配信情報を配置します

  • 配信プロセッサ

    • 配信キューをリスニングします

    • 配信APIを呼び出して異なるチャネルに配信します

  • Publisherシステム・トピック

    Publisherシステム・トピックでは、スケジューリング・エンジンのランタイム・ステータスおよびヘルスを公開します。このトピックは、すべてのインスタンスのステータス、JMSキュー内のメッセージのスレッド・ステータス、すべてのスケジューラ構成(データベース構成、JMSキューのJNDI構成など)のステータスを公開します。