フェイルオーバーの動作
フェイルオーバーのメカニズムでは、サーバーが使用できないためにレポートが配信に失敗しないようにします。
これを実現するには、クラスタ内の2つ以上のノードを使用してスケジューラの各プロセスのバランスを調整します。これにより、いずれかのノードで障害が発生しても、2つ目のノードでバックアップされるため、データが失われることはありません。たとえば、2つのノードのジョブ・プロセッサを有効にすると、1つのノードが失敗した場合、2番目のノードが保留中のジョブを処理できます。
1つのノードが停止した場合、他のノードがそのキューへのサービス提供を続行します。ただし、レポート・ジョブの処理段階が、データ取得、データの書式設定、レポート配信のいずれかである場合、ジョブは失敗としてマークされ、手動で再送信する必要があります。