Publisher Webサービスについて

Publisher Webサービスで提供されるデータ型およびサービスによってPublisherコンポーネントへのプログラムによるアクセスおよび使用が可能になります。これを使用してアプリケーションや他のコンポーネントとの統合を作成できます。

データ型には、ベース・データ型と複合データ型があります。Publisher Webサービスでは、XMLデータ型とJavaデータ型とのマッピングもサポートされています。サポートされているデータ型とマッピングの詳細は、「PublisherのWebサービスのデータ型」を参照してください。

Publisherでは、次のパブリックWebサービスが提供されます:

  • Publisher ScheduleService: レポート・ジョブのスケジュール作成、レポート出力の取得、レポート履歴の管理など、スケジューラのタスクを実行するメソッドが提供されます。「Publisher ScheduleService」を参照してください。

  • Publisher ReportService : レポートの実行、レポートに関する情報の取得、レポートの定義および変更、レポート・テンプレートのアップロードなど、PublisherのReportオブジェクトとやり取りするメソッドが提供されます。「Publisher ReportService」を参照してください。

  • Publisher SecurityService: 認証、偽装、ログイン、ログアウト、アカウント管理など、セキュリティ操作に対応するメソッドが提供されます。「Publisher SecurityService」を参照してください。

  • Publisher CatalogService: フォルダ、レポート、データ・モデル、スタイル・テンプレート、サブテンプレートなどのレポート・カタログ・オブジェクトを管理するためのメソッドを提供します。管理メソッドには、レポート・カタログ・オブジェクトの作成、削除、アップロードおよびダウンロードが含まれます。「Publisher CatalogService」を参照してください。

Publisherサービスの多くのメソッドは、ステートレス操作とインセッション操作のペアで提供されます。ステートレス操作のメソッドには、ログイン資格証明が必要です。インセッション操作のメソッドでは、既存ユーザーのセッションIDを使用します。このセッションIDは、Publisher SecurityServiceのlogin()メソッドまたはimpersonate()メソッドを介して取得されます。詳細は、「インセッション・メソッドについて」を参照してください。