downloadReportDataChunk()メソッド
ReportServiceのdownloadReportDataChunk()メソッドは、非常に大きいドキュメントのダウンロードの際に、すべてのデータがダウンロードされるまでコール元がこのメソッドを複数回コールできるようにします。
このメソッドをコールするたびにドキュメントのチャンクがダウンロードされます。この場合、beginIdxパラメータはファイルのダウンロードの開始ポイントを参照します。クライアント・コードでは、ReportDataOffsetの値が-1かどうかを確認し、ループを終了できます。-1の場合、ファイルからのすべてのバイトの読取りが終了したことを意味します。
「ReportDataChunk」を参照してください。
ノート:
uploadReportDataChunk()やdownloadReportDataChunk()をクラスタ環境で使用する際、クラスタ内にあるすべてのサーバーでアクセスできる共有ディレクトリに「システム一時ディレクトリ」を設定する必要があります。「システム一時ディレクトリ」を設定するには:
-
Publisherに管理者権限でサインインします。
-
「管理」リンクをクリックします。
-
「システム・メンテナンス」で「サーバー構成」を選択します。
-
「システム一時ディレクトリ」プロパティの「一般プロパティ」の下で、クラスタ内にあるすべてのサーバーでアクセスできるディレクトリの絶対パスを入力します。
たとえば、ディレクトリが
${xdo.server.config.dir}/tempの下にある場合でも/net/subfoldera/scratch/subfolderb/bicat/tempのように絶対パスを入力する必要があります
「システム一時ディレクトリ」で同じ値を入力して、クラスタ内にあるすべてのサーバーでこの手順を繰り返します。
シグネチャ
ReportDataChunk downloadReportDataChunk(String fileID, int beginIdx, int size);
downloadReportDataChunk()メソッドのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
String fileID |
fileIDはReportResponse内部に返されます。これは、runReport()メソッドをコールすると返されます。 |
|
int beginIdx |
索引の開始ポイント(デフォルトは |
|
int size |
ダウンロードするファイルのサイズ(バイト単位)です。 |