uploadReportDataChunk()メソッド
ReportServiceのuploadReportDataChunk()メソッドは、レポート・データ・チャンクをアップロードします。
uploadReportDataChunk()やdownloadReportDataChunk()をクラスタ環境で使用する際、クラスタ内にあるすべてのサーバーでアクセスできる共有ディレクトリに「システム一時ディレクトリ」を設定する必要があります。システム一時ディレクトリを設定するには、「システム一時ディレクトリ」で同じ値を入力して、クラスタ内にあるすべてのサーバーでこの手順を繰り返します。
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管理者権限でサインインします。
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「管理」リンクをクリックします。
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「システム・メンテナンス」で「サーバー構成」を選択します。
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「システム一時ディレクトリ」プロパティの「一般プロパティ」の下で、クラスタ内にあるすべてのサーバーでアクセスできるディレクトリの絶対パスを入力します。
たとえば、ディレクトリが
${xdo.server.config.dir}/tempの下にある場合でも/net/subfoldera/scratch/subfolderb/bicat/tempのように絶対パスを入力する必要があります
シグネチャ
uploadReportDataChunk(String fileID, byte[] reportDataChunk, String reportRawDataChunk, String userID, String password);
uploadReportDataChunk()メソッドのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
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String fileID |
最初のコールではfileIDを指定する必要がありません。最初のXMLデータのチャンクのアップロードが成功すると、ファイル名などのfileIDが返されます。その後のコールでは、同じfileIDを指定して同じファイルにその後のデータ・チャンクを追加できます。 |
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byte[] reportDataChunk |
アップロードするXMLデータ。 |
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String reportRawDataChunk |
XMLデータをreportRawDataChunkと表す文字列。これは、reportDataChunk byte[]の代用です。 |
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String userID |
ユーザー名を指定します。 |
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String password |
ユーザー名のパスワードを指定します。 |