SMMLスキーマ・ファイルおよびフォルダについて
SMMLスキーマ・ファイルは、セマンティック・モデル内の各オブジェクトに対して生成され、オブジェクト・タイプに基づいて、オブジェクト・タイプが属する対応するレイヤーのルート・フォルダに自動的に振り分けられます。
セマンティック・モデルを使用している場合、モデルに追加されたオブジェクトに対してSMMLスキーマ・ファイルが生成されます。各スキーマ・ファイルは、オブジェクトとそのプロパティを定義します。セマンティック・モデルにオブジェクトを追加すると、SMMLスキーマ・ファイルが生成され、ファイルが表すオブジェクトのタイプに応じて4つのルート・フォルダのいずれかに指定されます。
ルート・フォルダは、物理、論理およびプレゼンテーションのセマンティック・モデル・レイヤーごとに存在します。初期化ブロックおよび関連する変数要素には、「変数」フォルダが存在します。
セマンティック・モデルのオブジェクト・タイプ名にサポートされていない文字が含まれている場合、フォルダ名はオブジェクト・タイプ名と一致しません。フォルダおよびファイルの名前の付け方の詳細は、SMMLのネーミング規則を参照してください。
SMML物理レイヤー・フォルダ
物理レイヤーのルート・フォルダには、最上位レベルのデータベース・オブジェクト・フォルダが含まれます。データベース・フォルダには、グループ化された1つ以上のスキーマ・フォルダを含むスキーマ・フォルダまたはカタログ・フォルダが含まれます。各スキーマ・フォルダには、物理表と、作成されている場合は物理別名表が含まれます。次に例を示します:
BISAMPLE
physical
Sample App Data
BISAMPLE.json
BISAMPLE
D01 Time Day Grain.json
D02 Time Month Grain.json
D03 Time Quarter Grain.json
D04 Time Rolling Mth.json
D10 Product (Dynamic Table).json
...SMML論理レイヤー・フォルダ
論理レイヤーのルート・フォルダには、最上位レベルのビジネス・モデル・オブジェクト・フォルダが含まれます。各ビジネス・モデル・フォルダには、論理表が含まれます。次に例を示します:
BISAMPLE
logical
Sample App.json
Sample App
Actions Entries.json
Customers (SCD Session).json
Customers (SCD ViewQuery).json
Customers (Snowflakes).json
Database Functions Facts.json
...SMMLプレゼンテーション・レイヤー・フォルダ
プレゼンテーション・レイヤーのルート・フォルダには、最上位レベルのサブジェクト領域オブジェクト・フォルダが含まれます。各サブジェクト領域フォルダには、プレゼンテーション表が含まれます。次に例を示します:
BISAMPLE
presentation
Sample Sales.json
Sample Sales
Actions Entries.json
Advanced Calcs.json
Allocations.json
Alternate Calendars.json
Base Facts.json
...SMML変数フォルダ
「変数」ルート・フォルダには、初期化ブロック・フォルダと変数サブフォルダ(両方とも最上位レベル)が含まれます。初期化ブロック・フォルダには、初期化ブロック・オブジェクトが含まれます。変数サブフォルダには、初期化ブロック・オブジェクトに関連付けられた変数が含まれます。次に例を示します:
BISAMPLE
variables
Custom Visibility Companies.json
Custom Visibility Pres Layer.json
Custom Visibility Products.json
DB_FREQITEM_MTH.json
DB_FRQITEM_LO.json
...