デフォルトPOVの設定

プライベート接続のアド・ホック・グリッドのPOVから直接、デフォルトのPOVを設定できます。

クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle EssbasePlanningEnterprise Profitability and Cost ManagementFinancial Consolidation and CloseフリーフォームTax Reporting

オンプレミス・データ・ソース・タイプ: Oracle EssbaseOracle Hyperion Planning

この方法を使用して、まずアクティブなアド・ホック・グリッドで目的のPOVを選択し、それをデフォルトとして設定します。デフォルトのPOVを設定したら、特定の接続に接続してアド・ホック・グリッドを開くと、設定したデフォルトのPOVのデータが表示されます。

デフォルトPOVの設定時に、次の考慮事項に注意してください:

  • デフォルトのPOVは、プライベート接続およびわかりやすい名前が割り当てられている名前付き接続に対してのみ保持されます。
  • 共有接続または一時接続を使用している場合、デフォルトのPOVはアクティブ・セッションに対してのみ保持されます。シートを閉じて再度開き、同じ共有接続または一時接続に接続した場合、アド・ホック・グリッドはデフォルトのPOVとともに表示されません。
  • デフォルトのPOVは、標準モードのアド・ホック・グリッドにのみ適用されます。
  • デフォルトのPOVは、タイトル行(通常は最初の行)に存在するPOVディメンションに対してのみ設定できます。行ディメンションまたは列ディメンションには設定できません。たとえば、勘定科目とエンティティが行ディメンションに存在し、期間、シナリオおよび製品が最初の行のPOVディメンションである場合、期間、シナリオおよび製品ディメンションにデフォルトPOVを設定できます。行ディメンションまたは列ディメンションでは、最初にPOVにピボットし、タイトルまたは最初の行に移動してから、そのディメンションにデフォルトPOVを設定できます。
  • メンバー・セレクタを使用してデフォルトのPOVを設定するには、「デフォルトまたはバックグラウンドのPOVのメンバーの選択」を参照してください。

特定の接続にデフォルトPOVを設定するには:

  1. ワークブックを開き、デフォルトのPOVを設定する特定のプライベート接続または名前付き接続に接続します。
  2. アド・ホック・グリッドを開き、グリッドの最初の行に存在するPOVディメンションに必要な値を選択します。
  3. Smart Viewリボンで、「リフレッシュ」をクリックします。
  4. 次に、Smart Viewリボンから「関数」を選択し、その後「POVの管理」を選択します。
    「POVマネージャ」ダイアログが表示されます。
  5. 「POVマネージャ」ダイアログで、「アクティブなPOVをデフォルトとして設定」をクリックします。
    グリッドで設定したデフォルトのPOVが「POVマネージャ」ダイアログに表示されます。
  6. 「閉じる」をクリックしてダイアログを閉じます。
  7. ワークブックを閉じて、再度開きます。
  8. 同じ名前付き接続に接続し、シートにアド・ホック・グリッドを配置します。
    接続のデフォルトとして設定したPOVとともにグリッドが表示されることを確認します。