勤怠管理イベント・グループのロードに関するガイドライン
イベント・グループは、就業者のアサイメントに対する変更など、タイム・カードの遡及再計算を必要とする関連イベントをグループ化したものです。 このトピックでは、HCMデータ・ローダーを使用して正常にロードするために理解する必要があるイベント・グループのいくつかの側面について説明します。
イベント・グループのロード
イベント・グループ・コンポーネントには、次のルールが適用されます。
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               EventGroupCodeおよびEventGroupNameを、グループの目的を識別するユーザー定義値に設定できます。 
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               タイム・カードを再送信するには、EventGroupTypeをA (処理)に設定する必要があります。 
デート・トラック・イベント、イベント値変更、イベント値クオリファイアの各コンポーネントには、次のルールが適用されます。
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               UpdateTypeをDT_INSERTに設定する場合は、ColumnNameを空白のままにします。 
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               EventGroupCodeは、コンポーネントが属するグループを識別します。 
イベント値変更コンポーネントには、次のルールが適用されます。
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               Sequenceには、適格条件がロードされる順序を指定します。 条件の間には相互の階層関係が存在する可能性があるため、順序は重要です。 順序番号を使用すると、条件階層の他のノードから条件を参照することもできます。 
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               ValidEventは、YまたはNにする必要があります。 これは、条件がイベントを適格にするか不適格にするかを指定します。 たとえば、適格条件で、ニューヨークからサンフランシスコに移動する場合を除き、すべての事業所変更に対してイベントが有効であることを指定できます。 この場合、次の表に示すように2つの行を定義します。 条件 値: 自 値: 至 有効なイベント 親 任意 任意 Y 子 ニューヨーク サンフランシスコ N 
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               FromValueおよびToValueをそれぞれの列の有効な値にできます。また、<ANY VALUE>にして、どの値もタイム・カードの再送信をトリガーする可能性があることを示すことができます。 
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               ParentEvtValChangeSequenceは、条件階層内の親イベント値変更コンポーネントの順序番号です。 
イベント値クオリファイア・コンポーネントには、次のルールが適用されます。
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               Sequenceは、指定されたデート・トラック・イベント・コンポーネントおよびイベント値クオリファイア・コンポーネントの値変更階層の最上位にあるイベント値変更コンポーネントの順序です。 
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               QualifierNameは、PAY_EVENT_QUALIFIERS_F表に事前定義されているクオリファイア名です。 
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               QualifierValueは、YまたはNにする必要があります。 この値をYに設定すると、就業者のプライマリ・アサイメントに対する更新によってイベントがトリガーされます。 この値をNに設定すると、就業者のセカンダリ・アサイメントへの更新によってこのイベントがトリガーされます。