データ・アクセス・ルールの指定
データ・ロールの事前作成済動作を「最大制限」から「最小制限」に変更して、ビジネス要件に合せてデータ・アクセスを柔軟に保つことができます。
この設定は、必要な回数変更できます。 ただし、データ・ロール動作の更新の完了には数時間かかる場合があります。 「セマンティック・モデル拡張」ページの「アクティビティ」タブをモニターして、この変更の進行状況を確認できます。 この機能は、現在「Fusion HCMアナリティクス」で使用できます。
ユーザーが複数のデータ・ロールを持つ場合、「最も制限の多いアクセス」ルールによって、それらの間の最小共通データへのアクセスが制限されます。 たとえば、HCM全データ・セキュリティの表示とHRライン・マネージャのデータ・セキュリティの両方のデータ・ロールを持つユーザーは、最も制限されたスコープであるライン・マネージャの監督組織にのみアクセスできます。
最小制限アクセス・ルールを使用すると、複数のロールが割り当てられると、ユーザーは最も広いアクセス権を取得して、割り当てられたすべてのロールのデータを表示できます。 たとえば、HCMすべてのデータ・セキュリティの表示とライン・マネージャのデータ・セキュリティの両方のデータ・ロールを持つユーザーは、すべての「Fusion HCMアナリティクス」データにアクセスできます。

