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条項を企業契約条件ライブラリにインポートするにはどうすればよいですか。

XMLファイルからデータをインポートすることにより、外部ソースから契約条件ライブラリに条項、値セットおよび手動ユーザー変更項目をインポートできます。 テキストをアプリケーションに直接入力するかわりに、Wordで作成された文書から条項テキストをインポートすることもできます。 これは、アプリケーションのエディタでサポートされない複雑な書式設定を保存するのに役立ちます。また、Wordを使用する方が便利な場合もあります。

開始する前に

インポートする前に行う必要があることを次に示します。

  • 契約条項のインポート・サンプルXMLファイルとXMLテンプレートを含むOKCXMLIMPDFN.zipファイルをダウンロードします。
  • スキーマ・ファイルOKCXMLIMPDFN.xsdおよびサンプル・ファイルOKCXMLIMPDFN.xmlで指定されたXMLファイルを準備します(これらはzipファイルに含まれています)。 契約条項のXMLファイルを2 MB未満のサイズにすることをお薦めします。
  • 条件ライブラリを使用して条項をインポートしてインポート・アカウントを表示する必要があるユーザーには、実務責任管理者(OKC_BUSINESS_PRACTICES_DIRECTOR_JOB)ジョブ・ロールを必ず割り当ててください。

アプリケーションに直接テキストを入力するのではなく、Wordで作成された文書から条項テキストをインポートする場合に考慮する点を次に示します。

  • インポートするファイルは、XMLファイル形式で保存する必要があります。

  • 最初にテキストをインポートした後に、ビルトイン・テキスト・エディタは使用不可にされます。 条項を変更するには、その条項をファイルにダウンロードして、Word 2007以降で条項を編集し、再度アップロードする必要があります。

  • 契約作成者は、契約オーサリング中に条項を編集する場合にもWord 2007以降を使用する必要があります。

  • 条項テキストをインポートすると、契約作成者はこのアプリケーションの一部の機能を使用できなくなります。 たとえば、契約作成者は、2つの条項バージョン間またはコントロール条項の書式設定間でテキストをレイアウト・テンプレートと比較することはできません。

  • 個々の条項のテキストではなく多数の条項レコードをインポートするには、「XMLファイルから条項をインポート」スケジュール済プロセスを使用します。

条項のインポート

条項をインポートするステップは、次のとおりです。

  1. 「契約条項インポートXMLファイルの場所の指定」プロファイル・オプションを使用して、XMLファイルから条項をインポートするプロセスで契約条件ライブラリにファイルをアップロードおよびインポートする際の宛先となる、エンタープライズ・スケジューラ・サービスのサーバー・ディレクトリを指定します。 このプロファイルは、「契約条項インポートXMLファイルの場所の指定」タスクを使用して設定できます。 「設定および保守」作業領域のこのタスクは、「条件および条項ライブラリ」機能領域の企業契約オファリングの一部です。 たとえば、「/usr/tmp/」と入力します。

  2. 「条件ライブラリ」作業領域で「条項のインポート」タスク・リンクを選択し、XMLファイルからの条項のインポート・プロセスの実行に対して次のパラメータを入力します。

    パラメータ

    説明

    XMLファイル名

    インポートするファイルの名前。 このファイルは、 crm/clause/import UCMアカウントにアップロードする必要があります。

    デフォルト・ビジネス・ユニット

    インポートする条項レコードに特定のビジネス・ユニットが含まれていない場合に条項が割り当てられるビジネス・ユニット。 インポート・ファイルにすべての条項レコードのビジネス・ユニットが含まれる場合は、このフィールドを空白のままにできます。

    グローバル条項として作成

    グローバル・ビジネス・ユニットにグローバル条項としてインポートされる条項を指定できます。 これは、他のビジネス・ユニットによって採用可能であることを意味します。

    デフォルト条項ステータス

    入力したステータスは、ステータスが指定されていない条項レコードのステータスを指定するために使用されます。 ステータスは次のとおりです。

    • ドラフト: 条項は、編集して承認のために発行できます。

    • 承認保留中: 条項は承認者に自動的にルーティングされます。

    • 承認済: 条項はインポート後すぐに使用可能です。

    モード

    データの品質をテストする場合は「検証」オプションを使用します。 条項をインポートする場合は「インポート」オプションを使用します。

  3. 「条件ライブラリ」作業領域で使用可能な「プロセスの管理」タスクを使用して、インポートの進行状況をモニターします。 ログでエラー・メッセージを確認します。 エラーのあるレコードはパージまたは修正しないかぎり、インタフェース表に残ったままになります。

  4. パフォーマンスを向上させるには、契約条項インポート表のパージ・プロセスを実行して、インポートに使用されるインタフェース表を定期的にパージします。

条項インポートに使用されるデータベース表は、次のとおりです。

説明

OKC_ART_INTERFACE_ALL

外部アプリケーションから条項データをロードするためのメイン・インタフェース表。

OKC_ART_RELS_INTERFACE

条項関係に関する情報を格納する表。

OKC_VARIABLES_INTERFACE

条項で使用される変更項目のインポートに使用する表。

OKC_VALUESETS_INTERFACE

変更項目で使用される値セットのインポートに使用される表。

OKC_VS_VALUES_INTERFACE

値セットの値を格納する表。

OKC_ART_INT_ERRORS

インポートの検証またはインポート中にレポートされるエラーを格納する表。

OKC_ART_INT_BATPROCS_ALL

バッチ実行詳細を格納する内部アプリケーション表。 これには、処理ステータス、および各インポートに使用されるすべてのパラメータが含まれます。