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会計自動化での複数元帳処理の会計の作成

会計自動化では、1つの補助元帳アプリケーションに関連付けられた複数の元帳にわたるトランザクションの会計を1つのプロセスで処理できるため、システム・リソースの使用を最適化できます。

この機能を有効にすると、会計自動化によって起動される会計の作成プロセスは、元帳ごとに個別に実行するのではなく、補助元帳アプリケーションのコンテキストで実行されます。 これにより、会計自動化スコープですべての元帳の会計を完了するために必要なプロセスの数が削減されます。 会計仕訳は、補助元帳仕訳の転記プロセスや仕訳インポート・プロセスを実行せずに、General Ledgerに直接転送されます。 これにより、リソース管理が向上し、効率が向上します。

この機能は、すべての新しいFusion Applications実装でデフォルトで有効になっています。 既存の実装の場合、「この機能の有効化方法」の項に記載されているステップを使用してオプト・インできます。

主な利点は、パフォーマンスの向上とシステム・リソースの使用の向上です。

この機能を有効にする方法

この機能を有効にするステップは、次のとおりです。:
  • 「ナビゲータ」から、「設定および保守」を選択します。
  • タスク「標準参照の管理」を検索します。
  • 「参照タイプ」: ORA_ERP_CONTROLLED_CONFIGを検索します。
  • 次の参照コードを追加します。
    • 参照コード: XLA_37258565
    • 使用可能: 選択します
    • 意味:会計自動化による複数元帳会計の有効化
  • 変更を保存します。

ヒントと検討事項

この機能が有効になっている場合:

  • Fusion General Ledgerの外部で仕訳を転送する補助元帳アプリケーション(Oracle EBS GLやOracle PeopleSoft GLなど)の場合、会計自動化では共存ソリューションがサポートされていないため、対応する仕訳ソースはスコープから自動的に除外されます。
  • 会計仕訳は、補助元帳仕訳の転記プロセスおよび仕訳インポート・プロセスを発行せずに、General Ledgerに直接転送されます。