事前定義済ダッシュボードの使用
事前定義済ダッシュボードには、Oracle Fusion Cloud Risk Managementアプリケーションの使用をまとめた分析が用意されています。
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アクセス・アルゴリズム要約ダッシュボードには、割当済、改善中、解決済、承諾済およびクローズ済のアクセス・インシデントの数が表示されます。 詳細レポートには、アクセス・アルゴリズム(コントロール)がリストされます。 レポートごとに、最後に実行された日付と、生成されたインシデントの数および影響を受けるユーザーが表示されます。 アルゴリズム名はアルゴリズムが定義されているページへのリンクです。ユーザーおよび保留中インシデントの数は、アクセス・インシデントを解決するページへのリンクです。 アルゴリズムの分析の履歴を表示するには、履歴の実行列のプロンプトの表示をクリックします。
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トランザクション・アルゴリズム要約ダッシュボードには、割当済、改善中、解決済、承諾済およびクローズ済のトランザクション・インシデントの数が表示されます。 詳細レポートには、トランザクション・アルゴリズム(コントロール)がリストされます。 レポートごとに、最後に実行された日付と、生成された保留中インシデントの数が表示されます。 アルゴリズム名はアルゴリズムが定義されているページへのリンクです。インシデントの数は、トランザクション・インシデントを解決するページへのリンクです。 アルゴリズムの分析の履歴を表示するには、履歴の実行列のプロンプトの表示をクリックします。
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アクセス認証要約には、保留中、調査中、保持または削除対象として選択された、ユーザーとロールの組合せの数が表示されます。 削除数はロールのレポートにリンクしています。これらのロールはロール割当先のユーザーから削除されます。 ユーザー・アクセス認証表では、保留中および完了済の認証キャンペーンを追跡できます。 レポートには、キャンペーンごとに認証者の名前がリストされ、それらの名前は各認証者のワークシートへのリンクになっています。 認証名はダッシュボードへのリンクです。ここには親ダッシュボードと同じ情報が表示されますが、選択したキャンペーンに固有の情報が表示されます。
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「内部コントロール」ダッシュボードは、次の2つのパートで構成されています:
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「内部コントロール」タブをクリックすると、財務レポート・コンプライアンスで作成されたオブジェクトに関する情報が表示されます。 アクティブ・コントロール、アクティブなリスクおよびオープンの問題の数を表示できます。コントロールおよび問題の数は、詳細を示すレポートへのリンクです。 リスクおよびコントロール・マトリックスは、リスクと内部コントロールのマッピングを記したものです。 各レコードのエントリは、リスクおよびコントロールを管理するページへのリンクや、リスクとコントロールのペアに関するインシデントへのリンクを提供します。
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内部コントロール・アセスメント・タブをクリックすると、査定済コントロール、完了済および進行中のアセスメントおよび未解決の問題の数が表示されます。 完了済のアセスメント、進行中およびオープンの問題の数は、詳細レポートへのリンクです。 「アセスメント詳細」表にはアセスメントのレコードが格納されており、アセスメントを管理するページへのリンクが含まれています。
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これらのダッシュボードとその分析を使用するには:
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リスク管理ダッシュボードの表示という権限を含むロールが割り当てられている必要があります。 適切な事前定義済ジョブ・ロールには、この権限がデフォルトで含まれています。 組織でカスタム・ロールを使用している場合は、この権限をロールに追加する必要があります。
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アクセスしたら、「リスク管理」スプリングボードの「リスク管理ダッシュボード」アイコンをクリックします。 次に、表示するダッシュボードのタブをクリックします。 もともとスプリングボードが表示されていたWebブラウザのタブにダッシュボードが表示されてるので、実際にはそれと置き換わります。
ダッシュボードのカスタム・バージョンを作成できます:
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スプリングボードの「ツール」から、「レポートおよび分析」作業領域を開きます。
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「カタログの参照」ボタンをクリックし、「共有フォルダ」 > 「リスク管理」 > 「ダッシュボード」 > 「リスク管理ダッシュボード」にナビゲートします。
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ダッシュボードをコピーし、コピーを編集して編集を保存し、ダッシュボードを閉じます。
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(「編集」オプションではなく)「開く」オプションを使用して、BIカタログで再度ダッシュボードを開きます。 Webブラウザの検索フィールドからURLをコピーし、ダッシュボードを閉じます。
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「リスク管理」 > 「設定および管理」 > 「構成オプション」にナビゲートします。 「リスク管理ダッシュボード構成」パネルで、「編集」をクリックします。
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「カスタム・ダッシュボードURL」フィールドにカスタム・ダッシュボードURLを貼り付け、「保存」をクリックします。
これにより、デフォルトのダッシュボードへの復元が可能になります。 「構成オプション」ページにナビゲートし、「リスク管理ダッシュボード構成」パネルで「デフォルトに戻す」、「保存」の順にクリックします。