事前出荷通知アウトバウンド・メッセージ
アウトバウンド出荷通知をパートナに送信して、出荷の発生時に通知し、事前出荷通知メッセージを使用して出荷の詳細を提供できます。
事前出荷通知文書に対して構成できる文書プロパティがあります。
- 送信者Eメール: このプロパティを使用して、すべてのアウトバウンドB2B事前出荷通知メッセージの送信者のEメール・アドレスを指定できます。 このプロパティのEメール・アドレスを入力しない場合は、アプリケーション生成のEメール・アドレスのデフォルトが使用されます。
出荷の送信の詳細は、『Oracle Fusion Cloud SCM出荷の使用』ガイドおよび「出荷通知の送信」スケジュール済プロセスを参照してください。
デフォルトでは、事前出荷通知アウトバウンド・メッセージ定義は、SOAPサービス出荷サービスV2からの情報を使用します。
SOAPサービスで使用できないアウトバウンド事前出荷通知メッセージに追加属性を含める必要がある場合は、RESTリソースを使用したアウトバウンド出荷通知メッセージにユーザー定義出荷属性を含める機能を有効にして、出荷RESTリソースで使用可能なすべての属性にアクセスできます。
SOAPサービスで使用できない属性をアウトバウンド出荷通知に追加するために従う必要があるステップを次に示します。
- 「設定および保守」で、「RESTリソースを使用したアウトバウンド出荷通知メッセージにユーザー定義出荷属性を含める」機能を有効にします。
- 次の2つの事前定義済の事前出荷通知メッセージ定義が更新され、出荷RESTリソースで使用可能なすべての属性を含むマッピング・ファイルが含まれています。
- OAGIS_10.1_PROCESS_SHIPMENT_OUT_V2
- OAGIS_10.1_PROCESS_SHIPMENT_COLLAB_MSG_OUT_V2
これらの出荷メッセージ定義のいずれかを選択し、「エクスポート変換パッケージ」を選択します。 変換パッケージには、mappingFile、payloadTemplate、xsdおよびxslの4つのフォルダがあります。
- mappingFileフォルダで、マッピング・ファイルを開き、メッセージに追加する属性の名前を検索します。
- XSLファイルを編集して、追加属性を含めます。
- 事前定義済の事前出荷通知メッセージを複製し、名前を入力し、変更したXSLファイルとマッピング・ファイルをアップロードします。
- 既存の出荷メッセージ定義を、取引先またはサービス・プロバイダ用に新しく複製されたものに置き換えます。