Order ManagementのFAQに回答するAIエージェントの作成
AIエージェントを使用して、ユーザーがOrder Management作業領域で受注を作成および管理する方法に関する質問に回答します。
たとえば、次の方法があります:
- 販売オーダーを返品します。
- 終了した販売オーダーを取り消します。
- オーダー明細を分割します。
- 待ち状態の購買依頼がある直接出荷を取り消します。
- 販売オーダーの一部のみを返します。 返品した部品のクレジットを受領し、返品数量を在庫に戻します。
- 販売オーダーが自国の貿易協定要件を満たしていることを確認してください。
- 地球温暖化を低減するために、販売オーダーが環境規制を満たしていることを確認してください。
設定のサマリー
- 準備。
- ソースを追加します。
- エージェントを追加します。
- ジャーニを追加してテストします。
この例では、ガイド付きジャーニでエージェントを実装します。 他のコンテキストで実装できます。
準備
販売オーダーの作成と管理方法に関するよくある質問に回答するエージェントを作成するとします:
- ポリシー文書、契約契約、政府規制など、販売オーダーを管理するための会社のポリシーを含むソース文書を識別してアクセスします。
この例では、「Oracle Order Managementの技術リファレンス(ドキュメントID 2051639.1)」に移動し、Payloads_and_Other_Example_Files.docxアタッチメントを開き、次のファイルをダウンロードします:
- Using Order Management.pdf。 Order Managementの使用方法を説明するOracleドキュメントが含まれています。
- Our Return Policies.pdf。 架空の会社の返品ポリシーの例が含まれています。
- 次の権限があることを確認します:
- インテリジェント・エージェントの管理(HRC_MANAGE_AI_AGENT_PRIV)
- インテリジェント・エージェント・チャットへのアクセス(HRC_ACCESS_AI_AGENT_CHAT_PRIV)
- オーダーの開始(FOM_CREATE_ORDER_PRIV)
- オーダーの表示(FOM_VIEW_ORDERS_PRIV)
- オーダーの改訂(FOM_REVISE_ORDER_PRIV)
- Visual Builder Studioを設定します。 詳細は、次を参照してください。
- 「設定およびメンテナンス」作業領域に移動し、「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、次のプロファイル・オプションをYに設定します:
このプロファイル・オプションの設定 できること ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED
管理インタフェースにアクセスします。
ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_SETUP_REDWOOD_ENABLED ガイド付きジャーニ設定ページを使用します。 ORA_PER_AGENT_TASK_TYPE_GUIDED_JOURNEYS_ENABLED ガイド付きジャーニでエージェントを設定します。
ソースの追加
- ホーム>ツール> AI Agent Studioに移動します。
- 「AI Agent Studio」ページで、「ツール」をクリックします。
- 「ツール・ライブラリ」ページで、「追加」をクリックします。
- 「新規ツール」ページで、次の値を設定します。
属性 値 ツールのタイプ ドキュメント ツール名 FAQのソース ツール・コード SOURCES_FOR_FAQS ファミリ SCM 製品 オーダー管理 説明 FAQに回答するソース・ドキュメント。 - 「ドキュメント」の下の「追加」をクリックし、次の値を設定します:
属性 値 名前 保険ドキュメント(個人) 説明 FAQに回答するソース・ドキュメント。 - これらの文書を「ドラッグ・アンド・ドロップ」ウィンドウにドロップします。
- Order Management.pdfの使用
- Our Return Policies.pdf
- 「保存」をクリックし、ページの上部にある「作成」をクリックします。
- 「ツール・ライブラリ」ページで、「FAQのソース」がある行の鉛筆をクリックします。
- FAQのソース・ページの「ドキュメント」セクションで、追加したソースの鉛筆をクリックし、ステータスを「公開準備完了」に変更し、ページの下部にある「保存」をクリックして、ページの上部にある「保存」をクリックします。
- 「スケジュール済プロセス」作業領域に移動し、「エージェント文書の処理」スケジュール済プロセスを実行します。 ステータスが「成功」になるまでモニターします。
エージェントの追加
- AI Agent Studioに戻り、「ツール」をクリックし、編集のために「FAQのソース」ツールを検索して開き、そのステータスが「公開済」であることを確認します。
- 「エージェント」→「追加」をクリックし、これらの値を設定して、「作成」をクリックします:
属性 値 名前 受注に関するFAQ コード SALES_ORDER_FAQS ファミリ SCM 製品 オーダー管理 最大顧客対応数 20 説明 販売オーダーのFAQに回答するアシスタント。 プロンプト You are an expert on how to manage sales orders in Oracle Order Management. You help Order Entry Specialists and Order Managers to create and manage sales orders.You use the SOURCES_FOR_FAQS document tool to answer questions.You must follow these rules: - Don't exceed 30 words unless the user asks you to elaborate. - If a question has more than one answer, then give a summary of all of them. - 「販売オーダーFAQ」ページで、「ツール」(ページの左側にあるハンマー)をクリックし、SOURCES_FOR_FAQSを検索します。
- 検索結果で、「追加」をクリックし、「FAQのソース」ダイアログで「追加」をクリックします。
- 「注文書のFAQ」ページで、「作成」をクリックします。
- 「エージェント・チーム」→「追加」をクリックします。
- 「新規エージェント・チーム」ダイアログで、次の値を設定し、「作成」をクリックします。
属性 値 エージェント・チーム名 注文書の管理に役立つエージェント エージェント・チーム・コード AGENTS_THAT_HELP_MANAGE_SALES_ORDERS ファミリ SCM 製品 オーダー管理 最大顧客対応数 30 説明 注文書の作成と管理を支援するAIエージェントのチーム。 - 「販売オーダーの管理に役立つエージェント」ページで、「エージェント」をクリックし、「販売オーダーFAQ」の横にある「追加」をクリックしてから、「販売オーダーFAQ」ダイアログで「追加」を再度クリックします。
- . . >「詳細の表示」>「LLM」をクリックします。
- プロンプトを確認します。 ニーズに合わせて変更できます。
Based on the information through the chat history and/or tool call responses, construct a clear, professional, and user-friendly answer to address the user's original query. Construct an answer that addresses the user's original query. Your answer should be directed towards the user and should be friendly, professional, and concise. If you are not able to answer the user's question based on the tool calls or through the chat history, you should let them know that you do not have access to that information. --ANSWER REQUIREMENTS-- Your answer should be based only on the information available to you in the tool calling chat history. You should never invent or make up answers. If the question requires you to synthesize answers across several tool responses, you should do that. Note that some information may need to be summarized from across multiple places in a given object. Use your inference and semantic knowledge to derive the answer from the data without inventing anything. --ADDITIONAL REQUIREMENTS-- * Do not mention tool calls, chat history, underlying operations, or system processes. * Keep the response natural and conversational without unnecessary preambles. * Provide a direct and engaging response without phrases like "Based on tool calls" or similar references. * Do not append any characters or trailing Periods (.) at the end of valid URLs. * If link is generated by DeepLink tool do not remove from response. - ダイアログを閉じ、「公開」をクリックします。
ジャーニの追加とテスト
エージェントは、単独またはガイド付きジャーニで表示できます。 この例では、ジャーニで表示します。
- ホーム・ページ>自分のクライアント・グループ>詳細の表示> CTRL+Fに移動し、検索して「ガイド付きジャーニ」をクリックします。
- 「ガイド付きジャーニ」ページで、「作成」をクリックし、次の値を設定して、「ドラフトの作成」をクリックします:
属性 値 名前 Order Managementのガイド付きジャーニ コード GUIDED_JOURNEY_FOR_ORDER_MANAGEMENT - 「オーダー管理」のガイド付きジャーニ・ページで、このタスクを追加し、「保存」>「アクティブ化」をクリックします:
属性 値 タスク名 販売オーダー・エージェント タスク摘要 販売オーダーの質問に答える タスク・タイプ エージェント エージェント・タイプ RAGエージェント エージェント SCM_ORDER_MANAGEMENT_AGENT Order Management作業領域では、ジャーニのバナーに「タスク名」と「タスク摘要」が表示されます。 作業領域のスタイルと一致するように、ヘッドラインの大文字表記を使用することをお薦めします。
- 「ホーム・ページ」> Order Management >「さらに表示」>「販売オーダー(新規)」にアクセスします。
- Visual Builder Studioの「設定およびアクション」>「編集」ページをクリックします。
ブラウザにより、Visual Builder Studioの新しいタブが開きます。
- Visual Builder Studioで、JourneyCodeプロパティをGUIDED_JOURNEY_FOR_ORDER_MANAGEMENTに設定し、「公開」をクリックします。
- 注文書のリストがあるタブに戻り、右クリックして「再ロード」を選択します
ガイド付きジャーニのバナー内に新しいエージェントがページに表示されることを確認します。
. - エージェントを使用して様々な質問をします。 ソース・ドキュメントと照合して、回答が正しいことを確認します。
- ガイド付きジャーニのプロンプトのすぐ左にあるアイコンをクリックし、アップロードしたソースの1つを選択します。 異なるソースに対して同じ質問をします。 アンサーが、選択したソースからのコンテンツのみを提供する方法を確認します。
ガイドライン
- ソース文書は必要な数だけ追加できます。
- Implementing Order Management.pdfは、技術参照からダウンロードして、ソースとして追加できます。 Order Managementの実装方法を説明するOracleドキュメントが含まれています。 非常に技術的な性質があり、Order Management作業領域を使用するオーダー入力スペシャリストではなく、オーダー管理者を対象としています。
- 複数のエージェントおよび複数のジャーニを作成できます。
- ソース・ドキュメントは.pdfファイルである必要があり、イメージを含めることはできません。 そうしないと、スケジュール済プロセスは失敗します。
詳細は、次を参照してください: