ワークフローのアクセス制御リスト
基準ベースのアクセス制御を使用して、ユーザーがワークフローで実行できるアクションを定義できます。
ワークフロー・アクセスは、個々のユーザーまたは、チーム内の事業所やビジネス・ユニットなどの属性別にユーザーを編成するフィルタ済リストを使用して作成されたユーザーのグループに付与できます。 アクセスは、基本フレックスフィールド属性または拡張可能フレックスフィールド属性に基づいて条件を設定し、特定のワークフロー・グループに権限を割り当てることによって管理されます。 また、拡張可能属性グループを含む属性グループの表示または非表示を選択することで、表示を制御できます。
管理者は、ワークフローの条件に合わせて、特定のチームおよび権限セットを定義できます。 権限は、作成、検出、削除、表示、管理、更新、公開などの様々なワークフロー・アクションに対して付与できます。
たとえば、ワークフローの権限セットを作成して、次のことを実行できます。
- 変更タイプの設計変更でワークフローを作成します。
- アプリケーション内のすべてのワークフローを検出します。
- すべての設計変更を削除します。
- すべての設計変更の基本属性、影響を受ける品目および関係を表示します。
- すべての設計変更の基本属性のみを管理します。
- すべての問題レポートのステータスを変更します。
- すべての商業変更オーダーを公開します。
- ヘッダー属性を変更します。
- 顧客、ソース、サプライヤおよび製造業者属性。
- 拡張可能フレックスフィールド属性の変更 - 単一行。
- ワークフロー・プレゼンス・インジケータ、添付あり、タスクあり、関係あり。
ワークフローのアクセス制御リストの追加詳細を次に示します。
- アクセス制御を有効にすると、REST APIおよびSOAPサービスのワークフローが保護されます。
- 作成権限を付与するには、ワークフローの条件に変更タイプを追加する必要があります。 つまり、ユーザーはこれらの変更タイプに対してのみワークフローを作成できます。
- アプリケーションは、影響を受けるオブジェクトにアクセスするための管理権限がユーザーにあるかどうかを検証し、次のオプションを使用して品目がワークフローに追加されます:
- 変更オーダー(変更リクエスト、問題レポートまたは訂正処理)に追加します。
- ワークフローに保存します。
- ユーザーは、そのオブジェクトに対する表示権限または管理権限が割り当てられている場合にのみ、品目およびワークフローに関係を追加できます。
- ユーザーは、ワークフロー・アクティビティの管理権限がある場合は、関係ルールを作成または編集できます。
ワークフローのアクセス制御の有効化
「ワークフローのアクセス制御リストの有効化」という名前のプロファイル・オプションを有効にします。 デフォルトでは、プロファイル・オプションは「いいえ」に設定されています。
プロファイル・オプションを有効にすると、ワークフローでは、権限および権限セットを作成するまで、既存のセキュリティ設定が引き続き適用されます。
ノート: プロファイル・オプションが有効で、ワークフローに対する権限が作成されると、現在のパブリック設定またはプライベート設定に関係なく、アプリケーション内のすべてのワークフローがプライベートになります。 これらのワークフローにユーザー権限を手動で割り当てる必要があります。
影響を受けるオブジェクトの追加に必要な権限
影響を受けるオブジェクトをワークフローに追加するには、影響を受けるオブジェクトに対する権限の管理が必要です。
新規変更オーダーを作成するには、作成権限が必要です。
アイテムを既存の変更に割り当てるには、特定のワークフローの「影響を受けるオブジェクト」タブの管理権限が必要です。