メンテナンス作業オーダーへのリソースのスケジュールおよび割当
「メンテナンス作業オーダーへのリソースのスケジュールおよび割当」スケジュール済プロセスを使用して、Production Schedulingを使用して新しい作業オーダー・スケジュールを作成するか、既存の作業オーダー・スケジュールを更新し、チーム・メンバーを作業オーダー工程に割り当てます。
使用する場合
スケジュール済プロセスは、次の3つのモードのいずれかで実行できます:
- Production Schedulingを使用して新規スケジュールを作成するか、既存のスケジュールを更新し、リソース割当を作成します。
- Production Schedulingのみを使用して、新規スケジュールを作成するか、既存のスケジュールを更新します。
- 既存のスケジュールでのみリソース割当を作成、更新または削除します。
Production Schedulingの使用ガイドで説明されているように、製品のライセンスを取得して必要な設定を実行した場合は、Production Schedulingを使用して新規スケジュールを作成するか、既存のスケジュールを更新できます。 スケジュール済プロセスでこの機能を有効にするには、アセット・メンテナンス・パラメータ「生産スケジューラを使用した作業オーダーのスケジュールおよび割当」を「はい」に設定する必要があります。 パラメータについてさらに学習するには、「作業オーダー・スケジューリングおよびリソース割当使用可能」のトピックを参照してください。
必要な権限
- MNT_WORK_ORDER_RESOURCE_INSTANCE_ASSIGNMENT_ESS_PRIV
- リソース・インスタンスの作業オーダーへの自動割当を許可します。
仕様
スケジュール済プロセスを設定する前に、次の仕様を確認してください:
| 仕様 | 説明 |
|---|---|
| ジョブ・タイプ | 臨時: スケジュールを作成または更新し、割当を管理する場合。 スケジュール: 既存のスケジュールを自動的に更新する場合、または割り当てを毎日行う場合。 |
| 頻度 | 必要に応じて |
| 時間 | メンテナンス作業オーダーが作成および更新された後。 |
| Duration | 作成または更新されるデータの量に応じて、通常は数分未満です。 |
| 互換性 | ジョブのインスタンスは一度に1つのみ実行する必要があります。 |
パラメータ
| パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 | ノート |
| 組織 | 必須 | 作業オーダーをスケジュールする組織を選択します。 | 値リストを使用した組織コード | 該当なし | 該当なし |
| 作業オーダー・スケジューリング | 条件付き | Production Schedulingを有効にし、パラメータを「はい」に設定した場合は、値を選択します。 | 次のいずれかを選択できます:
|
作業オーダーをスケジュールする場合は、スケジューリングの残りのパラメータ・オプションを定義する必要があります。 それ以外の場合、スケジューリングの残りのパラメータ・オプションは無効であり、適用できません。 |
該当なし |
| スケジュール名 | 条件付き | 必要に応じて、Production Schedulingから既存のスケジュールを選択します。 空白のままにすると、新しいスケジュール名が自動的に作成されます。 | ドロップダウンからスケジュール名を選択 | ドロップダウンに表示されるスケジュール名は、選択した組織に基づきます。 | 該当なし |
| 範囲(日数) | 条件付き |
作業オーダーを考慮するために必要な将来の日数。 ゼロより大きい必要があります。
|
値は資産メンテナンス・パラメータから移入されます。発行前に値を編集できます。 | 該当なし | 該当なし |
| 品目カタログ | 条件付き | 必須。 これにより、作業オーダー資産のソース品目および品目カタログ設定を評価することで考慮される作業オーダーが制御されます。 | ドロップダウンから品目カタログを選択します。 | 該当なし | 該当なし |
| 資産品目カテゴリ | 条件付き | 必須。 これにより、作業オーダー資産のソース品目および品目カテゴリの設定を評価することで考慮される作業オーダーが制御されます。 | 値は資産メンテナンス・パラメータから移入されます。発行前に値を編集できます。 | 該当なし | 該当なし |
| 資材品目カテゴリ | 条件付き | 作業オーダー資産のソース品目および品目カテゴリの設定を評価して考慮する作業オーダーを管理するために必要です。 | 値は資産メンテナンス・パラメータから移入されます。発行前に値を編集できます。 | 該当なし | 該当なし |
| リソース割当 | オプション |
オプション。 リソースをスケジュールしない場合は、値を選択するか、NULLのままにします。
|
リソースをスケジュールする場合は、次のいずれかを選択します:
|
||
| ワーク・センター | 条件付き | オプション。 割当処理を実行するには、ワーク・センターを1つのみ選択してください。 | ドロップダウンからワーク・センター名を選択 | オプションで、リソース割当オプションが選択されている場合はワーク・センターを選択します。 | 該当なし |
トラブルシューティング情報
- 送信後、スケジュール済プロセス・ページでプロセスのステータスを確認します。 プロセスとそのサブプロセスのいずれかが正常に実行されると、「成功」ステータスが表示されます。
- 問題が発生した場合、プロセスまたはそのサブプロセスのいずれかに警告または「エラー」ステータスが表示されます。 エラー・ログには、検証エラーと、プロセスの完了を妨げた警告メッセージが表示されます。
- 対話型の警告検証は実行されません。 プロセスを再送信、保留、取消、またはリリースできます。