運用ルールを使用したメンテナンス作業オーダーの自動作成
接続済資産の条件イベントおよび運用パラメータ値を活用して、条件ベースの保守作業オーダーを自動的に生成できます。 接続された資産に障害が発生した場合やエラーが発生した場合は、メンテナンス作業オーダーを手動で作成する必要がなくなりました。
マシン・イベントおよび操作パラメータ値を使用する条件ベースのアラートには、次のものが含まれます:
- イベントの取り込み: 接続されたアセットは、フォルト・イベントまたは操作パラメータ・イベントを送信できます。 これらのイベントには、アセット番号、イベントの時間、フォルト・タイプ、およびフォルト・タイプとフォルト・コード、または操作パラメータのいずれかが含まれます。 メンテナンスでフォルト・コードを条件コードとして構成できます。 条件コードは、障害と診断のために作成できます。 操作パラメータは、それぞれのタスク・リスト品目を使用して構成できます。
- 評価基準: 操作ルールを使用して、受信フォルト・イベントおよび操作パラメータ値を評価します。 オペレーショナル・ルールを構成すると、すべての接続済資産、または特定の品目または品目カテゴリに適用されます。 業務ルールは、特定の業務組織または事業所組織に制限することもできます。
- 結果: 操作ルールの結果は、評価基準が満たされたときに実行されるアクションを示します。 フォルト・コード・イベントの場合、フォルト・コードが障害条件コードとして構成されている場合は、作成された作業オーダーに障害イベントが含まれます。 フォルト・コードが診断条件コードとして構成されている場合、作成された作業オーダーは、診断条件コードに対応するメンテナンス・プログラムを使用します。 操作パラメータの場合、特定の条件コードを結果パラメータとして構成できます。
メンテナンス作業オーダーを自動的に作成するには:
- 接続されたアセットからイベントを取得および評価するために、設備障害コードに対して運用ルールが設定されていることを確認します。
- メンテナンスで条件コードが設定されている障害イベント・コードを含むメンテナンス・プログラムを使用します。 メンテナンス・プログラムでは、資産または資産グループに対して作業要件を定義し、1つ以上の条件コードを使用でき、1つ以上の作業定義を含めることができます。