雇用終了および再雇用の考慮事項

HRレコード

従業員レコードのステータスは、実績退職日以前はアクティブのままです。
雇用レコードのステータスは、退職日の翌日から非アクティブになります。

給与レコード

給与関係がオープンのままである期間は、それぞれの国が定義する給与関係ルールによって異なります。

次のルールを持つ国の場合の例を示します。

I: 給与関係は、実際の退職日の翌日に終了します。
L。給与関係は無限にアクティブのままです。
C: ATDの翌日から給与関係が非アクティブになります。

アプリケーションは、ATD (=LSED)に定期支給項目を終了します。ただし、従業員に退職手当関連のエレメントを最終クローズ日まで追加できます。従業員は、最終クローズ日まで給与で処理されます。

従業員の退職を実行する際、従業員の最後勤務日の数日後または数か月後に退職手当を処理できるように、最終クローズ日を選択します。

最終クローズ日の更新

「自分のクライアント・グループ」 > 「クイック・アクション」 > 「給与関係」にナビゲートします。
従業員を検索し、最終クローズ日を入力します。
「保存」をクリックします。

ノート:

サードパーティ・アプリケーションへの初期抽出後に、更新された終了詳細を再抽出できます。ただし、統合ではエレメントおよび銀行口座の削除済トランザクションのみがサポートされるため、退職処理を元に戻すことはできません。退職処理の取消は、今後のリリースで考慮される可能性があります。

再雇用

採用日が現在の抽出期間内である場合、アプリケーションは従業員を抽出します。再雇用の場合は、その再雇用プロセスの雇用関係が考慮されます。この雇用関係の採用日が現在の抽出期間内である場合、アプリケーションは抽出に従業員を含めます。雇用主内で再雇用された場合、アプリケーションは従業員の個人番号を保持します。

ノート:

従業員を再雇用する前に、従業員の前職最終クローズ日を入力する必要があります。

異動

従業員の異動の場合は、現在の雇用関係が終了し、新しい雇用関係が作成されます。この場合、抽出ファイルには2つのレコードが含まれます。

従業員のグローバル異動を開始するには、「個人管理」作業領域から「雇用」 UIに移動します。アサイメントを更新し、処理リストから「グローバル異動」を選択します。

グローバル異動では、次のようにシステム内のプロセスが開始されます。

既存の雇用関係は自動的に終了し、新しい雇用主との雇用関係を作成できます
現在のアサイメントは自動的に終了し、新しい雇用主のアサイメントを作成できます。
異動した従業員に直属部下がある場合は、直属部下を再割当する必要があります。
LSPD (最終標準処理日)はグローバル異動日以降にする必要があります。この日付がFusionアプリケーションで正確に維持されていることを確認してください。そうでない場合、抽出では終了詳細が無視されます。

推奨

前の給与関係に従業員の前職の最終クローズ日が入力されていることを確認します。最終クローズ日を特定の給与期間の終了日に設定します。

休暇情報

休暇欠勤アプリケーションでは、休暇情報が1つのレコードとして記録されます。ただし、インタフェース・アプリケーションで詳細が抽出されると、休暇欠勤アプリケーションでは休暇情報が別のトランザクションとして区別されます。

休暇欠勤情報

従業員の休暇欠勤情報は、休暇欠勤レコード・タスクで取得されます。このタスクにより、従業員は特定の休暇タイプに基づいて休暇欠勤トランザクションを定義できます。

Workforce Now統合では、「休暇欠勤レコード」ページで定義された休暇欠勤情報の送信がサポートされています。

Payroll Interfaceのお客様の場合、最小限の機能を持つデフォルトの休暇モジュールは、「個人管理」作業領域で使用するためにライセンスされます。ユーザーは、「休暇欠勤」メニューの「休暇欠勤レコード」メニュー項目を使用して休暇欠勤レコードを入力できます。

休暇欠勤レコードを使用する前に、休暇欠勤モジュールに必要な前提条件アイテムを構成する必要があります。

休暇欠勤証明
休暇欠勤事由
休暇欠勤プラン
休暇欠勤タイプ
休暇欠勤カテゴリ

レート・タイプ変更

アプリケーションは、時給および固定給(月次)のレート・タイプをサポートしています。

時間ベースの場合、時間レートのレート1金額を使用して予定時間数を入力します。「標準時間数」フィールドは空白のままにします。
「固定給」レート・タイプの場合は、月次のレート1金額を使用して標準時間数を入力します。

レート・タイプが変更された場合、それぞれの標準時間数または予定時間数を自動的に変更します。したがって、既存のレート・タイプには、抽出で提案された変更レート・タイプの削除レコードと新規レコードがあります。