等級ステップ昇格処理におけるアサイメントおよび給与処理と処理事由
「等級ステップ昇格の実行」および「等級ステップ・レートの同期化」プロセスを実行する場合は、更新済のアサイメントおよび給与に使用する処理および処理事由を指定します。
アサイメントには1つの処理、給与には2つの処理が用意されています。 これらのアクションを使用することも、オプションでカスタム・アクションを設定することもできます。 等級ステップ昇格プロセスのカスタム処理を設定するには、「処理の構成」タスクおよび「等級ステップ昇格」処理タイプを使用します。 次の値は「等級ステップ昇格」処理タイプで使用されないため、空白にできます: 「契約で使用」、「国」、「ロール」、「組織変更に関連」。
プロセスで使用する処理および処理事由の決定方法
プロセスは次の階層に従って、処理および処理事由の値を取得します。
- プロセスの送信時にアサイメント処理を選択した場合、そのプロセスではその処理および選択した処理事由が使用されます。 処理事由を空白のままにした場合、アサイメントには処理事由がありません。
- プロセスの送信時に給与処理を選択した場合、そのプロセスではその処理および選択した処理事由が使用されます。 処理事由を空白のままにした場合、給与には処理事由がありません。
- プロセスの送信時にアサイメント処理を選択しなかった場合、そのプロセスでは昇格等級ラダーで定義されているアサイメント処理および処理事由が使用されます。
- 送信時に給与処理を選択しなかった場合は、次のようになります:
- 「等級ステップ昇格の実行」では、給与処理が定義されている場合、等級ラダーから給与処理および給与処理事由が使用されます。
- レート同期化処理が定義されている場合、等級ステップ・レートの同期化では、等級ラダーからのレート同期化処理およびレート同期化処理事由が使用されます。
- 処理事由を空白にした場合、給与には処理事由が含まれません。
- 送信時または等級ラダー上で給与処理を選択しなかった場合、給与処理および給与事由として、昇格等級ラダーで定義されているアサイメント処理および処理事由が使用されます。
給与開始日に一致する処理および事由が存在する場合にアサイメントの処理発生識別子を再利用できるように処理を定義する方法
給与開始日に対して一致する処理および事由が存在する場合は、オプションでアサイメントの処理発生識別子を再利用できます。 この機能を使用する場合は、「等級ステップ昇格の実行」プロセスで、アサイメントおよび給与レコードに対して同じ処理と事由を使用する必要があります。
- これを行うには、昇格等級ラダー定義で、アサイメント処理、アサイメント処理事由、給与処理および給与処理事由に同じ値を使用します。
- 「等級ステップ昇格の実行」の送信時に処理および事由を上書きする場合は、アサイメントと給与に同じ値を選択するようにしてください。
- このプロセスでは給与のみが更新され、アサイメントは更新されないため、「等級ステップ・レートの同期化」で選択する値は重要ではありません。
等級ステップ昇格の標準アクション
「等級ステップ昇格」処理タイプでは、3つの処理が提供されます。 これらのアクションの使用にはいくつかの制限があります。
| 提供済アクション | 適用可能なプロセス | コメント |
|---|---|---|
| 等級ステップの自動昇格 | 等級ステップ昇格の実行 | 「等級ステップ・レートの同期化」プロセスとともに使用できません。 |
| 等級ステップ・レートの同期化 | 等級ステップ・レートの同期化 | 「等級ステップ昇格の実行」プロセスでは使用できません。 |
| 等級ステップ変更 | NA | クラシック・ページの以前のリリースで使用され、等級ラダー・レートから給与をデフォルト設定します。 この機能は廃止されましたが、履歴データでの使用のため処理は残っています。 |