等級ステップ昇格処理
昇格等級ラダーに関連付けられたレートおよびルールに従って、個人のアサイメントおよび給与レコードを変更できます。 これは、「等級ステップ昇格の実行」と「等級ステップ・レートの同期化」の2つのバッチ・プロセスを使用して行います。
等級ステップ昇格の実行
新しい等級またはステップに昇格するのに適格なアサイメントを識別するには、「等級ステップ昇格の実行」プロセスを実行します。 通常、このプロセスはポリシーに従って定期的に実行されるようにスケジュールします。
たとえば、毎週金曜日に実行します。
このプロセスでは、ラダーに関連付けられた各アサイメントが評価されます。 これには、上位ステップおよび等級の昇格ルールの適格基準が使用されます。 アサイメントが適格基準を満たしていると判断された場合、アサイメントはその等級またはステップに昇格する対象として適格となります。 また、関連する給与変更にも適格です。
特定の有効日を設定することも、有効日を空白のままにすることもできます。 日付を設定しない場合は、実行時にデバイス日付が使用されます。
等級ステップ・レートの同期化
等級またはステップの基礎となるレートが変更された後に個人の給与レコードを変更するには、「等級ステップ・レートの同期化」プロセスを実行します。 通常、このプロセスは1年に1回または2回手動で実行します。
たとえば、組織で1月と7月の最終月曜日に新しい契約が承認され、その金曜日に等級ステップ・レートを同期化します。
このプロセスでは、アサイメントが昇格等級ラダーに関連付けられている全員について、既存の給与レコードに新しいレートが適用されます。