2.2 イベント・パラメータ

イベントが発生すると、WMSYS.WM$EVENT_TYPEというオブジェクト型にバンドルされているパラメータに情報が格納され、イベント・キューにエンキューされます。サブスクライバは、通知の受信時にイベント・オブジェクトをデキューできます。

次の表で、Workspace Managerのイベント・パラメータについて説明します。

表2-2 Workspace Managerイベント・パラメータ

イベント・パラメータ データ型 説明

event_name

VARCHAR2(128)

イベントの型名。

workspace_name

VARCHAR2(128)

イベント発生の原因となった作業領域。

parent_workspace_name

VARCHAR2(128)

イベント発生の原因となった作業領域の親作業領域。

user_name

VARCHAR2(128)

イベント発生の原因となったユーザー。

table_name

VARCHAR2(128)

イベントが発生したバージョン対応表。このパラメータがイベントに該当しない場合、値はNULLです。

aux_params

WMSYS.WM$NV_PAIR_NT_TYPE (WMSYS.WM$NV_PAIR_TYPEの表)

追加のイベント情報を含むことができる名前/値ペアのネストした表。

TABLE_xxxイベントの場合は、操作に使用されたWHERE句の文字列を含む1行があります。

WORKSPACE_VERSIONイベントの場合は、新規に作成されたバージョンに関連付けられているセーブポイント名を含む1行があります。