BystandersFollowRoleChange

BystandersFollowRoleChange構成プロパティは、その他のスタンバイ・データベースの評価が、フェイルオーバー(値はALL)とフェイルオーバー(値はNONE)のどちらに行われるかを指定します。

カテゴリ 説明

ブローカ・デフォルト

ALL

構成タイプ

Data Guardのみ

データ型

文字列

プロパティ・タイプ

構成可能

有効範囲

構成

有効なロール

プライマリ、フィジカル・スタンバイ

有効値

ALLまたはNONE

ALLオプションとNONEオプションの説明は次のとおりです。

  • ALL - フェイルオーバー・プロセスの際、その他のスタンバイ・データベースがフェイルオーバー・ターゲット・スタンバイ(つまり、新しいプライマリになるスタンバイ)の先であるか後であるかをブローカが判断します。

    その他のスタンバイが先である場合、それらはフェイルオーバー操作の中で、ORA-16661のステータスを与えられて無効にされます。フェイルオーバーが完了した後でその他のスタンバイを回復する必要があります。ブローカは、ターゲット・スタンバイがプライマリ・データベースになったSCNへのフラッシュバックを介してスタンバイを回復させ、新しいプライマリからスタンバイにREDO転送構成を設定します。

    その他のスタンバイが後の場合、ブローカは単に次期プライマリからこれらのスタンバイにREDO転送構成を設定して、フェイルオーバー・プロセスを完了します。

  • NONE - フェイルオーバー・プロセスの際、ブローカはフェイルオーバー操作の一部としてその他のスタンバイのステータスを評価しません。無効としてマークされ、後で評価できるように、ステータスはORA-16661になります。ブローカは単にフェイルオーバーを完了して、できるだけ早く新しいプライマリ・データベースを作成します。

    フェイルオーバーが完了したら、その他のスタンバイを回復させることができます。その他のデータベースを回復する際、ブローカは、新しいプライマリより先か後か判断します。その他のデータベースが新しいプライマリより先の場合、ブローカは自動的に、ターゲット・スタンバイがプライマリ・データベースになった時点のSCNにスタンバイをフラッシュバックし、新しいプライマリからスタンバイにREDO転送を設定します。(フラッシュバックが必要ない場合も、ブローカは新しいプライマリからこれらのスタンバイにREDO転送構成を設定します。)

    NONEオプションを指定すると、フェイルオーバーの処理時間は短縮されますが、構成内のすべての他のデータベースのブローカ管理が無効になります。ファスト・スタート・フェイルオーバーが有効な場合は、フェイルオーバーの完了後にオブザーバがスタンバイ・データベースを自動的に回復します。それ以外の場合は、フェイルオーバーの完了後にスタンバイ・データベースを手動で回復する必要があります。