CONNECT

DGMGRLのCONNECTコマンドを使用すると、Data Guard Broker構成のメンバーであるデータベースまたは遠隔同期インスタンスに接続できます。

構文

CONNECT <username>/<password>[@<connect_identifier>] [AS { SYSDBA | SYSDG }]
  CONNECT <username>[/@<connect_identifier>] [AS { SYSDBA | SYSDG }]
  CONNECT /@<connect_identifier> [AS { SYSDBA | SYSDG }]
  CONNECT / [AS { SYSDBA | SYSDG }]
  CONNECT

コマンド・パラメータ

username

構成メンバーへの接続に使用するユーザー名。ユーザー名と、オプションでconnect-identifierを入力すると、パスワードの入力を求められます。

connect-identifier

このパラメータは省略可能です。このパラメータは、接続先構成メンバーのOracle Net Services接続識別子です。正確な構文は、Oracleのインストールで使用されるOracle Net Services通信プロトコルによって異なります。

使用上のノート

  • 接続を試みる構成メンバーに対してユーザー名とパスワードが有効である必要があります。

    指定するユーザー名には、SYSDGまたはSYSDBA権限が必要です。

  • AS句はオプションです。指定されている場合、DGMGRLは、その指定されたSYSDGまたはSYSDBAのいずれかで接続を試みます。AS句が指定されていない場合、DGMGRLは最初にAS SYSDG接続を試み、それが失敗した場合は、AS SYSDBA接続を試みます。

  • CONNECTコマンドが実行されるたびに、ブローカによって、クライアント側のブローカ・ファイルを含むデフォルト・ディレクトリが存在するかどうかが確認されます。

    • DG_ADMIN環境変数が定義されていて、この変数で指定されているディレクトリが必要な権限を持って存在する場合、logdatおよびcalloutサブディレクトリが$DG_ADMIN/config_ConfigurationSimpleNameディレクトリの下に作成されます。
    • DG_ADMIN環境変数が定義されていない場合、またはDG_ADMINで指定されたディレクトリに必要な権限がない場合、ブローカはサブディレクトリを作成しません。
  • CONNECTコマンドでエラーが戻される場合は、有効なconnect-identifierを指定したことを確認してください。

  • CONNECTコマンドが正常に実行されると、接続が確立された構成メンバーの名前が表示されます。

コマンドの例

例1: ローカルの構成メンバーへの接続

この例では、ローカル・システム上のデフォルト構成メンバーに接続します。

DGMGRL> CONNECT sysdg;
Password: password
Connected to "North_Sales"
Connected as SYSDG.

例2: リモートの構成メンバーへの接続

この例では、リモートシステム上の構成メンバーに接続します。

DGMGRL> CONNECT sysdg@South_Sales;
Password: password
Connected to "South_Sales"
Connected as SYSDG.

例3: 接続資格証明を表示しない接続

この例では、コマンドラインで接続資格証明を表示できないように、CONNECT '/'を使用して構成メンバーに接続しています。

DGMGRL> CONNECT /@North_Sales.example.com;
Connected to "North_Sales"

CONNECT '/'を使用するには、OracleウォレットまたはSSLを設定する必要があります。OracleウォレットまたはSSLを設定することで、スクリプトでデータベース資格証明を指定せずに、オブザーバをバックグラウンド・ジョブとして安全に起動および実行するためのスクリプトを記述できます。