FAILOVER TO PLUGGABLE DATABASE

FAILOVER TO PLUGGABLE DATABASEコマンドは、指定したターゲットPDBをソースPDBのロールに遷移するフェイルオーバーを起動します。

構文

FAILOVER TO PLUGGABLE DATABASE <pdb_name> AT <target_db_unique_name> [IMMEDIATE];

コマンド・パラメータ

pdb_name

ソースPDBロールにフェイルオーバーするターゲットPDBの名前。これは、ADD PLUGGABLE DATABASEコマンドを使用してソースPDBを設定するときに使用されたものと同じPDBである必要があります。

target_db_unique_name

フェイルオーバー先のスタンバイ・プラガブル・データベースを含むターゲット・コンテナ・データベースのDB_UNIQUE_NAME初期化パラメータ値。

使用上のノート

  • ソースPDBに問題があっても、ソース・データベースが使用可能な場合は、ターゲットPDBへの手動フェイルオーバーを実行します。ターゲットPDBは、受信したすべての未適用REDOを適用し、ソースPDBロールに変更されます。これは完全PDBフェイルオーバーと呼ばれます。

  • ソース・データベースにアクセスできない場合は、IMMEDIATEオプションを指定し、FAILOVER PLUGGABLE DATABASEコマンドを使用して即時フェイルオーバーを実行します。受信済で未適用のREDOを適用することはありません。このオプションを使用すると、アプリケーション・データが失われる可能性が高くなります。

  • 元のソースPDBは、新しいソースPDBのターゲットPDBとして機能できるように、手動で再有効化する必要があります。

例10-7 PDBのフェイルオーバーの実行

次の例では、ターゲット・データベースnewyorkに含まれるターゲットPDB salesがソースPDBに遷移するPDBフェイルオーバーを実行します。

DGMGRL> FAILOVER TO PLUGGABLE DATABASE sales AT newyork;
 Verifying conditions for Failover...
   Source pluggable database is 'SALESB' at database 'boston'
 Performing FAILOVER now, please wait...
  Converting 'SALESB' to standby role...
  Waiting for 'SALES' to recover all redo data...
  Stopping recovery at 'SALES'...
  Converting 'SALES' to primary role...
  Opening new primary 'SALES'...
Failover succeeded, new primary is “sales”.