SET TRACE_LEVEL

SET TRACE_LEVELコマンドは、DGMGRLによって取得されるトレースの量を設定します。これはクライアント側の設定であり、Oracle Database内のブローカのトレース設定には影響しません。

書式

SET TRACE_LEVEL [ SUPPORT | USER | NONE];

使用上のノート

  • トレース・レベルをUSERに設定して、格納されるトレース情報の量を制限します。これはデフォルト設定であり、ファスト・スタート・フェイルオーバー、プライマリ・データベースおよびターゲット・スタンバイ・データベースのステータス変更、エラーまたは警告メッセージに関する情報が含まれます。

  • トレース・レベルをSUPPORTに設定すると、Oracleサポート・サービスが必要とするより低レベルの情報が含まれ、トレース情報の量が増大します。

例10-9 DGMGRLおよびオブザーバのトレース・レベルの設定

次の例では、TRACE_LEVELがデフォルト設定であるUSERに設定されて、DGMGRLが起動します。SET TRACE_LEVELコマンドを使用して、DGMGRLのトレース・レベルをSUPPORTに変更します。

その後、オブザーバを起動するときにTRACE_LEVEL句を使用して、オブザーバのトレース・レベルをUSERに設定します。START OBSERVERコマンドでTRACE_LEVEL句を省略すると、オブザーバはDGMGRLと同じトレース・レベル設定(SUPPORT)を使用して起動されます。

$ dgmgrl
DGMGRL> SET TRACE_LEVEL SUPPORT;
DGMGRL> START OBSERVER TRACE_LEVEL is USER;

例10-10 DGMGRLおよびデータベースのトレース・レベルに異なる値を設定する

次の例では、DGMGRLのトレース・レベルをSUPPORTに設定します。EDIT CONFIGURATIONコマンドを使用して、Oracle Databaseのトレース・レベルをUSERに設定します。したがって、DGMGRLとデータベースは異なるトレース・レベルを使用します。

$ dgmgrl
DGMGRL> SET TRACE_LEVEL support;
DGMGRL> EDIT CONFIGURATION SET PROPERTY TraceLevel = USER;