VALIDATE DATABASE SPFILE

VALIDATE DATABASE SPFILEコマンドは、プライマリ・データベースと指定されたスタンバイ・データベースのサーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)のエントリの比較を実行します。

サーバー・パラメータ・ファイルの検証では、プライマリと指定されたスタンバイ・データベース間のパラメータ値の不一致を検出するので、ロールの変更前にこれらを修正できます。これにより、ロールの変更後も、データベースのレベルをロールの変更前と同じレベルにします。また、このコマンドを使用すると、不適切なパラメータ設定を修正するためにデータベースを再起動することが不要になります。

書式

VALIDATE DATABASE [VERBOSE] <db_unique_name> SPFILE;

コマンド・パラメータ

db_unique_name

SPFILEの内容をプライマリ・データベースのSPFILEの内容と比較するスタンバイ・データベースのDB_UNIQUE_NAME初期化パラメータ値。

検証するデータベースがプライマリ・データベースの場合、コマンドがプライマリ・データベースで発行できないことを示すメッセージが戻されます。

検証するデータベースがスタンバイ・データベースの場合、プライマリ・データベースのサーバー・パラメータ・ファイルの値が、スタンバイ・データベースのサーバー・パラメータ・ファイルの値と比較されます。

使用上のノート

  • 差異がない場合、VALIDATE DATABASE SPFILEコマンドはNo parameter differences foundを報告します。差異が見つかった場合は、プライマリ・データベースと指定されたスタンバイ・データベースで異なる値を持つパラメータのリストが表示されます。

  • VALIDATE DATABASE SPFILEコマンドが発行されると、DGConnectIdentifierプロパティのそれぞれの値に基づいて、プライマリ・データベースと指定されたスタンバイ・データベースに接続します。コマンドは、接続の試行が正常に完了できない場合に失敗します。

  • 両方のデータベースのSPFILEのパラメータ設定のリストを表示するには、VERBOSEキーワードを使用します。
  • このコマンドでは、すべてのインスタンスに対して設定されているパラメータのみがチェックされます。特定のインスタンスに対して設定されているパラメータは除外されます。
    次のパラメータは、Data Guard Brokerによって管理されているかデータベース間で別々の値にできるため、チェックされません。
    • archive_lag_target, log_archive_config*, db_file_name_convert, log_archive_max_processes, log_archive_min_succeed_dest, log_file_name_convert, standby_file_management, log_archive_dest_n*, log_archive_dest_state_n*, db_unique_name, asm_diskgroups, asm_diskstring control_files fal_server*, db_create_file_dest, db_create_online_log_dest_1, db_create_online_log_dest_2, db_create_online_log_dest_3, db_create_online_log_dest_4, db_create_online_log_dest_5, db_recovery_file_dest, db_recovery_file_dest_size, dg_broker_config_file1, dg_broker_config_file2, dg_broker_start instance_groups, instance_mode instance_name, instance_number, instance_type, listener_networks, local_listener, log_archive_duplex_dest, log_archive_format, remote_listener, service_names spfile, standby_archive_dest

コマンドの例

例: VALIDATE DATABASE SPFILEを使用したサーバー・パラメータ・ファイルの値の比較

次に、指定されたスタンバイ・データベースとプライマリ・データベースでサーバー・パラメータ・ファイルの値の違いがない場合のVALIDATE DATABASE SPFILEコマンドの出力例を示します。

DGMGRL> VALIDATE DATABASE chicago SPFILE;
Connecting to "boston".

Connecting to "chicago".

No parameter differences found.

次に、指定されたスタンバイ・データベースとプライマリ・データベースでサーバー・パラメータ・ファイルの値の違い(異なる値または一方には指定されているがもう一方には指定されていない値)がある場合のVALIDATE DATABASE SPFILEコマンドの出力例を示します。

DGMGRL> VALIDATE DATABASE chicago SPFILE;
Connecting to "boston".

Connecting to "chicago".

Parameter settings with different values:

aq_tm_processes:
boston (PRIMARY) : 8
chicago          : 9

commit_point_strength:
boston (PRIMARY) : NOT SPECIFIED
chicago          : 255

sec_max_failed_login_attempts:
boston (PRIMARY) : 2
chicago          : NOT SPECIFIED

use_large_pages:
boston (PRIMARY) : TRUE
chicago          : NOT SPECIFIED
DGMGRL>