Oracle Data Guardのチューニングおよびトラブルシューティングの概要

Oracle Data Guard構成から最適なパフォーマンスを得るには、監視、アセスメントおよびパフォーマンス・チューニングに次のOracle MAAベスト・プラクティスを使用します。

  • Oracle AI DatabaseおよびOracle Data Guard構成ベスト・プラクティスが適用されていることを確認します。

    評価およびチューニング時の前提は、Oracle AI DatabaseおよびData Guardのすべての構成ベスト・プラクティスがすでに環境に統合されていることです。チューニングを実行する前に、これらのベスト・プラクティスへの準拠を評価します。

  • REDO転送サービスの評価およびチューニング

    Oracle Data Guardでは、パフォーマンスを最適化するために、REDO転送を自動的にチューニングします。ただし、パフォーマンスの問題が発生した場合は、REDO転送サービスを監視およびチューニングできます。

    最大パフォーマンス・データ保護モードでの非同期REDO転送が、デフォルトのOracle Data Guard構成です。非同期REDO転送のチューニングでは、主に、プライマリ、スタンバイおよびネットワーク・リソースがワークロードを処理するのに十分であることを確認し、それらのリソースのボトルネックを確実に監視するようにします。

    同期REDO転送では、データ損失ゼロのパフォーマンスが幾分低下しますが、MAA推奨の適切な方法を使用すると、影響を監視して評価し、リソースを適切に分散させることができます。

  • REDO適用の評価およびチューニング

    ほとんどの場合、スタンバイが常に最新の状態であれば、デフォルトのOracle設定で良好なメディア・リカバリのパフォーマンスを実現できます。ただし、アプリケーションおよびデータベースのサイズとスループットが増えた場合は、メディア・リカバリ操作をさらにチューニングすると、スタンバイ・データベースでリカバリ時間またはREDO適用スループットをいっそう最適化できます

  • ロール・トランジションの評価およびチューニング

    適切な計画と実装に基づいたOracle Data GuardおよびActive Data Guardのロール・トランジションにより、停止時間を効果的に最小化し、ビジネスへの影響を最小限に抑えながらデータベース環境をリストアできます。フィジカル・スタンバイ・データベースおよびOracle Maximum Availability Architecture (MAA)ベスト・プラクティスを使用してパフォーマンスをテストしたところ、スイッチオーバーおよびフェイルオーバーを数秒に短縮できました。