3.1.2.3 box要素
<box>要素には、次の定義が含まれます。
<!ELEMENT box (coordinates) >
<!ATTLIST box
ID CDATA #IMPLIED
srsName CDATA #REQUIRED
preserve_aspect_ratio (TRUE|FALSE) "FALSE"
>
<box>要素は、結果のマップの枠ボックスの指定に使用します。矩形の左下角と右上角を識別する2つの座標値ペアを指定するために、<coordinates>要素が使用されます。座標値は、ユーザー・データに置き換えて解釈されます。たとえば、ユーザーのデータが測地データであり、10進表記の経度/緯度で指定されている場合、-72.84, 41.67, -70.88, 42.70に指定された<coordinates>は、左下角が経度/緯度座標の(-72.84, 41.67)、右上角が座標の(-70.88, 42.70)にある枠ボックスを示します(これはアメリカ合衆国のニューイングランド地方になります)。ただし、測定単位をメートルとしてデータが投影されている場合、座標値はメートルで解釈されます。
preserve_aspect_ratioは、ボックスの座標を、マップ画像またはデバイスと同じ縦横比になるように、さらに変更するかどうかを示すオプション属性です。この属性を持たない以前のバージョンとの互換性を維持するため、デフォルトはFALSEです。この値がTRUEに設定されていると、結果のマップ画像の変形を防ぐため、縦横比を保つように枠ボックスが変更されます。
親トピック: マップ・リクエストDTD