組込みJavaScriptモジュールの概要

MLEには、任意の実行コンテキストでインポートできる一連の組込みJavaScriptモジュールが用意されています。

組込みモジュールは、ユーザー定義のMLEモジュールとしてデータベースにデプロイされませんが、MLEランタイムの一部として含まれます。特に、MLEは、次の3つの組込みJavaScriptモジュールを提供します:

  • mle-js-oracledbは、JavaScript MLE SQLドライバです。

  • mle-js-bindingsは、PL/SQLエンジンから値をインポートおよびエクスポートする機能を提供します。

  • mle-js-plsqltypesは、PL/SQLラッパー型の定義を提供します。たとえば、PL/SQLをラップするJavaScript型と、OracleNumberなどのSQL型です。

  • mle-js-fetchには、フェッチAPIポリフィルの一部が提供されており、開発者は外部リソースを起動できます。

  • mle-encode-base64には、base64でエンコードされたデータを操作するためのコードが含まれます。

  • mle-js-encodingsは、UTF-8およびUTF-16エンコーディングのテキストを処理する機能を提供します。
  • mle-js-plsql-ffiは、PL/SQLパッケージ、ファンクションおよびプロシージャをJavaScriptオブジェクトとして処理する機能を提供します。

これらのモジュールを使用して、データベースと対話し、JavaScriptエンジンとデータベース・エンジンの間の型変換を提供します。

関連項目:

組込みJavaScriptモジュールの詳細は、サーバー側JavaScript APIのドキュメントを参照してください