6.4 Oracle Enterprise Managerを使用したTrue Cacheのモニター
Oracle Enterprise ManagerでOracle True Cacheを検出、モニターおよび管理できます。
検出
True Cacheは、Enterprise Managerで、手動か自動検出の使用によって検出できます。詳細は、『Oracle Enterprise Managerモニタリング・ガイド』でTrue Cacheの検出と追加を参照してください。
モニタリング
プライマリ・データベースとTrue Cacheが検出され追加された後は、Enterprise Managerを使用してそれらのヘルスとパフォーマンスをモニターできます。単一のプライマリに対して複数のTrue Cacheを構成してある場合は(1対多設定)、Enterprise Managerを使用してそのトポロジを表示し、プライマリ・データベースとその関連するTrue Cacheすべてについての包括的概要を取得できます。「構成トポロジ」ビューから、True Cacheの「ホーム」ページに移動して、トランスポート・ラグ、適用ラグおよびヒット率を示すグラフを表示できます。これにより、キャッシュの最新性と効率を評価できます。
メトリック
Enterprise Managerでは、標準のデータベース・パフォーマンス・メトリックおよび使用状況メトリックと、True Cache固有の主要なメトリックが提供されます。Enterprise ManagerでのTrue Cacheメトリックには、「データベース・ロード」、「メモリー使用量」および「True Cacheヒット率およびラグ」があります。これらのメトリックをユーザー・インタフェースですぐに使用できることで、パフォーマンス低下とラグをすばやく検出し、事前対策的に問題を修正できます。Enterprise ManagerでのTrue Cacheメトリックの詳細は、『Oracle Enterprise Manager Oracle Databaseメトリック・リファレンス・マニュアル』でTrue Cacheを参照してください。
パフォーマンス・ハブ
Oracle Enterprise Manager 24aiリリース1更新7 (24.1.0.7)以降では、Enterprise Manager内のパフォーマンス・ハブを使用して、データベース・アクティビティのモニター、問題の診断および問合せのチューニングを行い、True Cacheのパフォーマンスを高めることができます。
True Cacheに関して次のパフォーマンス・ハブ機能を使用できます:
- ASH分析: ASHデータの調査に使用できるアクティブ・セッション履歴(ASH)分析チャートを表示します。「ASH分析」タブでは、「平均アクティブ・セッション」ディメンションを選択し、選択した期間についてそのディメンションの上位アクティビティを表示できます。
- SQLモニタリング: モニター対象のSQL文をディメンション別(「最終アクティブ時間」、「CPU時間」、「データベース時間」など)に示す表を表示します。「SQLモニタリング」タブには、現在実行中のSQL文と、完了したか、失敗したか、終了されたSQL文に関する情報が表示されます。
- SQLの履歴: データベース内のすべてのSQL実行に関する詳細な統計を提供します。「SQLの履歴」タブ内の表には、完了時間別の上位500件の実行が、ステータス、セッションID、完了時間、期間、SQL ID、SQL計画ハッシュ、ユーザー名、サービス、モジュール、アクション、パラレル実行、データベース時間、SQLテキストなどの情報とともに表示されます。
詳細は、Oracle AI Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイドでパフォーマンス・ハブの使用によるデータベース・パフォーマンスの分析を参照してください。