MaxCallsPerRequestBoundary
このプロパティは、アプリケーション・コンティニュイティのリプレイが無効になる最大リクエスト・サイズまたはODP.NETコールを指定します。
宣言
// C#
public static int MaxCallsPerRequestBoundary { get; set; }
プロパティ・タイプ
System.Int32
備考
アプリケーション・コンティニュイティでは、ODP.NETは、通常、接続のチェックアウト時およびチェックイン時に、リクエスト境界間で発生したすべてのドライバ・コールを格納します。このコール・レコードを使用すると、フェイルオーバー後にセッションのリストアが可能になります。長時間実行する接続の場合、リストアするコールが多いほど、リクエスト境界間のすべての変更を保持するために必要なメモリーが多くなります。ODP.NETでは、リクエスト境界間で保持するコールの最大数を設定することで、このメモリー使用量が高すぎる場合にセッション・リプレイを無効にできます。
プロパティ値が100に設定された場合、コールが100を超えるすべてのリクエストに対してリプレイが無効になります。リプレイの無効化は、制限を超える接続リクエストにのみ適用されます。制限を下回るその他の接続リクエストは有効のままで、フェイルオーバー後にリカバリできます。リプレイは、同じ接続上の次のBeginRequestコールで再度有効になります。
デフォルトでは、プロパティ値はInt32.MaxValueです。