TimeZoneFileLocation

このプロパティは、タイムゾーン・ファイル・ディレクトリを指定します。

宣言

// C#
public string TimeZoneFileLocation {get; set;}

プロパティ・タイプ

System.String

備考

国や地域は、夏時間やタイムゾーンに関するその他の変更を確認して変更できます。Oracleは新しいタイムゾーン・ファイルを公開して、データベースを最新の更新状態にします。次に、管理者はこれらのファイルをデータベースおよびクライアントにデプロイして、同期を維持します。サーバーとクライアント間でタイムゾーン設定が一致しない場合は、「ORA-01882: タイムゾーンのリージョンが見つかりません」などのエラーが発生する可能性があります。

ODP.NETには、公開時に最新の組込みタイムゾーン設定があります。新しい設定を組み込むには、管理者がタイムゾーン・ファイルをディレクトリの場所にデプロイし、ODP.NETアプリケーションが最初の接続を開く前にTimeZoneFileLocationをその場所に設定します。

このプロパティはディレクトリの場所のみを受け入れ、ファイル名を受け入れません。

ODP.NETは、ディレクトリ内およびODP.NET埋込みタイムゾーン・ファイル内の中で最大のタイムゾーン・ファイルのバージョンを使用します。

バックスラッシュ(\)は、.NETでエスケープ・シーケンスの開始を表す特殊文字です。ディレクトリの場所を指定するには、ディレクトリの場所でバックスラッシュが正しく表示されるように、.NETで次のいずれかの形式を使用します:

// C#
OracleConfiguration.TimeZoneFileLocation= "D:\\oracle\\client\\timezoneloc";
OracleConfiguration.TimeZoneFileLocation= @"D:\oracle\client\timezoneloc";
OracleConfiguration.TimeZoneFileLocation= "D:/oracle/client/timezoneloc";

例外

ArgumentException - ファイルがディレクトリとともに指定されている場合。

ArgumentException - 不正なディレクトリまたは空のディレクトリが指定されている場合。