Oracle Data Provider for .NET Coreのインストール

ODP.NET Coreの開始

WindowsでODP.NET Coreを開始するには、NuGet、WindowsインストーラまたはOracle Universal Installer (OUI)を使用します。Windows以外のオペレーティング・システムにODP.NET Coreをインストールする場合は、NuGetのみを使用できます。

NuGetを使用している場合: ODP.NET Core NuGetパッケージをダウンロードし、NuGet Package Managerを使用してインストールします。

Windowsインストーラを使用している場合: Microsoft Windowsインストーラ(MSI)のステップに従います。このインストーラは、ODP.NET Core NuGetパッケージをマシンにコピーします。

OUIを使用している場合: OUIのステップに従ってODP.NET Coreをインストールします。OUIでは、ODP.NET Core NuGetパッケージをマシンにコピーします。

ODP.NET Coreのファイル

ODP.NET Coreには、次のファイルが含まれています。

表2-2 ODP.NET Coreのファイルと説明

ファイル 説明

Oracle.ManagedDataAccess.dll

プラットフォームに依存せず(AnyCPU)、オペレーティング・システムに依存しない完全管理のADO.NETプロバイダ

インストール後のファイルの場所

Oracle Universal Installerベースのインストールでは、ODP.NET Coreパッケージが次のディレクトリにインストールされます。

ORACLE_HOME\ODP.NET\nuget

ODP.NET Coreは、Oracle.ManagedDataAccess.Core.<version>.nupkgファイルに埋め込まれています。このファイルはNuGetパッケージです。ODP.NETユーザーは、NuGet Package ManagerやVisual Studioなどの一般的なMicrosoftツールを使用してこのパッケージをインストールできます。

サンプルがODP.NET GitHubサイトで提供されています。

https://github.com/oracle/dotnet-db-samples