15.48 SEM_APIS.CREATE_SPARQL_INFERRED_GRAPH

形式

SEM_APIS.CREATE_SPARQL_INFERRED_GRAPH(
     inferred_graph_name        IN VARCHAR2, 
     rdf_graphs_in              IN SEM_MODELS, 
     sparql_rule_tab_owner      IN VARCHAR2, 
     sparql_rule_tab            IN VARCHAR2, 
     sparql_rule_col            IN VARCHAR2,
     match_options_col          IN VARCHAR2,
     update_options_col         IN VARCHAR2,
     sparql_rule_maxiter        IN PLS_INTEGER, 
     options                    IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
     network_owner              IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
     network_name               IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);

説明

SPARQL推論グラフ(ルール索引)を作成します。

パラメータ

inferred_graph_name

作成する推論グラフの名前。

rdf_graphs_in

1つ以上のRDFグラフ名。そのデータ型は、TABLE OF VARCHAR2(25)という定義を持つSEM_MODELSです。

sparql_rule_tab_owner

SPARQLルールを含む表の所有者。

sparql_rule_tab

SPARQLルールを含む表の名前。

sparql_rule_col

SPARQLルールを含む列の名前。

match_options_col

照合オプションを含む列の名前。

update_options_col

SPARQL更新オプションを含む列の名前。

sparql_rule_maxiter

推論エンジンを実行する最大反復回数。指定された最大反復回数より前に推移閉包に達すると、推論は停止します。値0を指定すると、推移閉包に達するか、最大2Gの反復が実行されるまで、推論エンジンが実行されます。

options

デフォルトの推論の動作をオーバーライドすることにより推論プロセスを制御するためのオプションの文字列。

オプションを有効にするには、<option-name>=Tと指定します。オプションを無効にするには、<option-name>=F(デフォルト)と指定します。

使用可能なオプション名の値はNO_SPARQL_RULE_CHECKです。値の詳細は、「使用上のノート」を参照してください。

network_owner

RDFネットワークの所有者。(表1-2を参照してください。)

network_name

RDFネットワークの名前。(表1-2を参照してください。)

使用に関するノート

optionsパラメータに対して、NO_SPARQL_RULE_CHECK=Tを指定すれば、ユーザーの表に格納されているルールのSPARQLルール・チェックをバイパスできます。INSERT DATAまたはINSERT WHERE仕様に準拠していることを確認するために、SPARQLルールが確認されます。

次の例では、SPARQL_TAB表に格納されているSPARQLルールを使用して、SI1という名前のSPARQL推論グラフを作成します。

SQL> exec sem_apis.create_sparql_inferred_graph('SI1', sem_models('M1'),'RDFUSER','sparql_tab','Rule', 'matchOpt', 'updOpt', 3, network_owner=>'RDFUSER', network_name=>'NET1');
PL/SQL procedure successfully completed.