8.178 V$DG_BROKER_PROPERTY

V$DG_BROKER_PROPERTYは、Data Guardブローカ・プロパティに関する情報を示します。

データ型 説明

MEMBER

VARCHAR2(31)

プロパティを適用するブローカ構成メンバー

この列には、メンバーのDB_UNIQUE_NAME初期化パラメータが表示されます。メンバー・ロールがCONFIGURATIONの場合、構成名が表示されます。

INSTANCE

VARCHAR2(17)

メンバーがOracle RACデータベースの場合、プロパティがインスタンス固有のプロパティであるかどうかを示します。それ以外の場合はnull。

DATAGUARD_ROLE

VARCHAR2(18)

メンバー・ロール:

  • CONFIGURATION

  • FAR SYNC INSTANCE

  • LOGICAL STANDBY

  • PHYSICAL STANDBY

  • PRIMARY

  • RECOVERY APPLIANCE

  • SNAPSHOT STANDBY

PROPERTY

VARCHAR2(31)

プロパティ名

PROPERTY_TYPE

VARCHAR2(12)

プロパティ・タイプ:

  • CONFIGURABLE

  • MONITORABLE

VALUE

VARCHAR2(4000)

プロパティの値

PROPERTY_TYPE = MONITORABLEの場合、この列には(monitorable)が表示されます。

VALUE_TYPE

VARCHAR2(11)

プロパティ値のタイプ:

  • BYTE STRING

  • INTEGER

  • STRING

  • UNDEFINED

  • XML

SCOPE

VARCHAR2(31)

プロパティのスコープ:

  • CONFIGURATION - プロパティは構成全体に影響します

  • INSTANCE - プロパティは単一インスタンスに影響します

  • MEMBER - プロパティは単一のメンバーに影響します

VALID_ROLE

VARCHAR2(31)

プロパティを有効にするために、メンバーが持っている必要があるロール:

  • PRIMARY - メンバーがプライマリ・ロールの場合にプロパティが有効になります

  • STANDBY - メンバーがスタンバイ・ロールの場合にプロパティが有効になります

  • BOTH - プロパティはメンバー・ロールに関係なく有効になります

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID