障害テレメトリのオプション

様々な方法を使用して、障害通知の送信先を構成できます。

Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用したSNMPトラップ送信先の追加は、新規インストールの場合に推奨される方法です。OEDAによる初期構成後、DBMCLI、CellCLI、dcliなどのコマンドライン・ユーティリティを使用して、障害通知の送信先を変更または新規追加できます。

障害通知の送信先を構成するには、データベース・サーバーまたはストレージ・サーバーでSNMPサブスクライバ属性を変更します。指定した情報によって、SNMPトラップの送信先が定義されます。

ノート:

Oracle ASRでは管理ネットワークのみを使用できます。Oracle ASRをインタフェース上のeth0またはサーバーの背面にあるnet0で実行できるように、管理ネットワークが構成されていることを確認します。

SNMPサブスクライバのオプション

SNMPサブスクライバの構成時には、次のオプションの一部またはすべてを設定します。

  • host=ASR Manager host name or IP addressは、Oracle ASR Managerのホスト名またはIPアドレスを指定します。Oracle ASRマネージャのホスト名は、サイトでDNSが有効になっている場合に使用できます。DNSが実行されていない場合は、IPアドレスが使用されます。ただし、/etc/hostsファイルにエントリが追加されている場合は、Oracle ASR Managerのホスト名を使用することもできます。
  • type=asrまたはtype=v3asrは、特殊なタイプのSNMPサブスクライバとしてOracle ASR Managerを指定します。ASRをSNMP v3と組み合せて使用する場合は、type=v3asrを使用します。「SNMP v3でのOracle ASRの使用」を参照してください。
  • community=SNMP communityは、使用されているSNMPコミュニティを指定します。この値は、SNMP v1 (type=asr)と組み合せてのみ使用され、ネットワーク構成によって異なります。
  • snmpUser=SNMP userは、使用されているSNMP v3ユーザーを指定します。この値は、SNMP v3 (type=v3asr)と組み合せてのみ使用され、ネットワーク構成によって異なります。
  • port=SNMP portは、使用されているSNMPポート番号を指定します。ネットワーク要件に基づいて特定のポート番号を構成できます。または、管理対象の環境でOracle ASRが正常に動作するよう、特定のポート値を使用することが必要になる場合もあります。
  • asrmPort=ASRM portは、サービス・リクエスト(SR)用に診断パッケージの自動アップロードをサポートする、オプションの要素です。デフォルトの値は16161です。アップロードにHTTPを使用する予定の場合、この値はOracle ASRマネージャに構成されているHTTPポートと一致している必要があります。アップロードにHTTPSを使用する予定の場合、この値はOracle ASRマネージャに構成されているHTTPSポートと一致している必要があります。この値は、Oracle ASR Managerホストでasr show_http_receiverコマンドの出力内のHTTP PortまたはHTTPS/SSL Portに表示される値と同じに設定する必要があります。
  • fromIPを使用すると、トラップの送信元となるIPアドレスを指定できます。このフィールドが指定されていない場合、eth0に関連付けられているIPアドレスにデフォルト設定されます。自動診断パッケージ・アップロードをサポートするには、データベース・ノードのfromIPeth0ネットワーク・インタフェースのIPアドレスの値に設定する必要があります。それ以外の場合、Oracle ASRマネージャにデフォルトのIPアドレスが登録されていなければ、このフィールドを使用します。Oracle ASRマネージャは、それ自体が認識しているIPアドレスから送信されたSNMPトラップのみを処理します。

    fromIP属性は、タイプがasrまたはv3asrsnmpSubscribersに対してのみ使用できます。