3.1 Oracle Exadata Deployment Assistantの概要

Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用して、システム構成の詳細を指定し、システム構成プロセスを実行します。

OEDAには、構成詳細を収集してOracle Exadataラック構成ファイルを作成するためのグラフィカル・ユーザー・インタフェースが用意されています。構成ファイルにより、Oracle Exadataラックの自動的なインストールおよび構成プロセスが進められます。

ノート:

読みやすさを考慮して、Oracle ExadataとOracle Exadata Storage拡張ラックの両方に言及する場合は、Oracle Exadataラックを使用します。

OEDAコマンドライン・インタフェース(OEDACLI)を使用すると、Oracle Exadataラックのライフサイクル管理タスクを実行することもできます。

最新バージョンのOEDAは、『Exadata Database Machine and Exadata Storage Server Supported Versions』(My Oracle SupportドキュメントID KB153930)からダウンロードできます。OEDAは、Oracle Technology Networkから入手することもできます。

OEDAは、Oracle Exadataラックに加えて、Oracle Zero Data Loss Recovery ApplianceおよびOracle SuperClusterに対しても使用されます。

Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0では、OEDA用のWebベース・インタフェースが導入されました。これは、Oracle Exadataラックを構成するためのグラフィカル・ユーザー・インタフェースとして、以前のJavaベースのユーザー・インタフェースに置き換わるものです

次に、Oracle Exadataラックの実装中にOEDAがどのように使用されるかについて概説します。

  • エンジニアド・システムが到着する前に、次の手順を実行します。
    1. ネットワーク管理者およびデータベース管理者と連携して、現在のIPアドレスの使用状況やネットワーク構成など、現在のネットワーク設定を評価します。OEDAはIPv6アドレスをサポートします。
    2. ネットワーク構成やバックアップ方法などのラックの設定を定義します。
    3. Oracle Technology NetworkからOEDAの最新バージョンをダウンロードします。
    4. サポートされているプラットフォームで構成スクリプトを解凍して実行し、構成するシステムのタイプを選択します。
    5. OEDAのすべてのページにアクセスして、すべての必須フィールドに値を指定します。必須の値をすべて指定するまで、次のページに進めません。命名の詳細とDNS、NTPおよびネットワークの詳細を指定する必要があります。
    6. OEDAとの対話の後に、構成ファイルがクライアント上に生成されます。ファイルは、OEDAによって生成されるInstallationTemplate.htmlファイルの下部にもリストされます。エンジニアド・システムおよび構成に応じて、OEDAは次のファイルのすべてまたは一部を生成します。

      • databasemachine.xml
      • CustomerName-rackname.xml
      • CustomerName-rackname-preconf_GUID.csv
      • CustomerName-rackname-InstallationTemplate.html
      • CustomerName-rackname-platinum.csv
      • CustomerName-rackname-checkip.sh
      • CustomerName-rackname.zip
      • pkey_GUID.csvおよびpkey_racknamehostname_GUID.csv — 仮想環境でInfiniBandパーティション化を有効にした場合

      CustomerName-hostname.zipファイルには、生成されたすべてのファイルが含まれます。

    7. InstallationTemplate.htmlファイルを確認して構成全体を確認し、すべての情報が正しく入力されたことを確認します。
  • エンジニアド・システムが到着する少し前、または構成するようスケジュールされているときに、Oracleの指示に従ってネットワーク構成を検証します。ラックの構成前のネットワーク構成の確認を参照してください。
  • エンジニアド・システムが到着した後、構成ファイルがデータベース・サーバーにコピーされ、検証とインストールが完了します。

    Oracle Exadata Deployment Assistantを使用したOracle Exadata Database Machineの構成を参照してください。