1.2.8 ファイル・ストレージ属性
ファイル作成時、Exascaleのすべてのファイルは、ファイルの格納および管理方法を制御するファイル・ストレージ属性に関連付けられます。属性は次のとおりです:
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mediaType: ファイルの格納に使用される物理メディア・タイプを指定します。Exascaleでは、この属性を使用して、指定されたメディア・タイプを使用するストレージ・プールにファイルを配置します。使用可能な値は、次のとおりです:-
HC: 高パフォーマンスのExadataストレージ・サーバー上のハード・ディスク・ドライブ(HDD)を使用する、大容量ストレージを識別します。 -
EF: 低レイテンシで高スループットのフラッシュ・デバイスを使用するExtreme Flashストレージを識別します。
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redundancy: 保持されるデータ・コピーの数を指定します。現在、使用可能な値は次のとおりです:-
high: ファイル・データの3つミラー・コピーを示します。
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contentType: ファイルの内容のタイプを指定します。Exascaleは内部的にこの属性を使用して、障害発生時の可用性が最大限になるように、ファイル・エクステントを物理的に分離されたデバイスに配置します。使用可能な値は、次のとおりです:-
DATA: 主にユーザー・データに関連付けられます。 -
RECO: 主に、バックアップおよびリカバリ操作で使用されるデータ用です。
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ファイル・ストレージ属性は、作成時にすべてのファイルに割り当てられます。通常、ファイル・ストレージ属性は、ファイル・タイプに基づいて属性設定を割り当てるテンプレートを使用して暗黙的に割り当てられます。ファイル・ストレージ属性は、ESCLI mkfileコマンドを使用してファイルを作成すると、明示的に割り当てることができます。
ファイル・ストレージ属性は、ファイルの作成後に変更することはできません。
親トピック: Exascaleのコンポーネントおよび概念