6.2.12.12 lsvolumebackup
ボリューム・バックアップをリストします。
用途
lsvolumebackupコマンドは、Exascaleボリューム・バックアップに関する情報を表示します。
構文
lsvolumebackup [ volume-backup-ID [ volume-backup-ID ]... ]
[ -l ] [ --detail ]
[ --attributes attribute[,attribute]... ]
[ --filter filter[,filter]... ]
[ --sort [-]attribute[,[-]attribute]... ]
[ --count value ]コマンド・オプション
lsvolumebackupコマンドのオプションは、次のとおりです:
-
volume-backup-ID: 情報をリストするExascaleボリューム・バックアップを識別します。指定しない場合、すべてのボリューム・バックアップに関する情報が表示されます。
-
-l: 出力を長い表形式で表示します。 -
--detail: 詳細出力と追加属性を表示します。 -
--attributes: 出力に表示する特定の属性を指定します。使用可能なすべての属性とその説明のリストを表示するには、
describe volumebackupsコマンドを使用します。 「リソースと属性の説明」も参照してください。 -
--filter: 項目を出力に含める条件を指定します。 -
--sort: 指定された属性を使用して出力をソートします。 -
--count: 出力に表示する項目の最大数を指定します。
使用上のノート
このコマンドを使用する際は、次の情報に注意してください:
-
フィルタ条件は、
<attribute><operator><value>として指定します。使用可能な演算子は、=、!=、>=、<=、>および<です。
複数のカンマ区切りのフィルタ条件は、ANDロジックを使用して結合されます。
日付は、次の書式を使用して指定できます:
yyyy-MM-dd''T''HH:mm:ssyyyy-MM-dd(時間は午前00:00と見なされます)HH:mm:ss(日付は本日と見なされます)
日付の後に、タイムゾーン指定を続けることもできます。
サイズは、接尾辞
K、KB、M、MB、G、GB、T、TBを使用して指定できます。接尾辞は、大/小文字が区別されません。たとえば、次のフィルタでは、今日の午前9時以降に作成されたオブジェクトのみが含められます:
--filter createTime>9:00:00 -
ソート属性は、
[-]attributeとして指定します。複数のソート属性はカンマで区切ります。デフォルトのソート順を昇順です。降順ソートの場合は、属性名の前に-を付けます。たとえば、次を使用して、まず名前の降順でソートし、作成時間を昇順で使用して同じ名前のエントリをさらにソートします。
--sort -name,createTime
例
例6-167 ボリューム・バックアップの情報のリスト
次の例では、すべてのボリューム・バックアップに関する詳細情報をリストする方法を示します。
@> lsvolumebackup --detail
例6-168 特定のボリューム・バックアップの情報のリスト
次の例では、特定のIDを持つ2つのボリューム・バックアップに関する詳細情報をリストする方法を示します。
@> lsvolumebackup vol0002_bkp0001_fedd311081ee490481b7e19bdb691999 vol0002_bkp0002_fedd311081ee490481b8f2acab692334 --detail
例6-169 特定のボリューム・バックアップの情報のリスト
次の例では、my-volume-backupで始まる名前のボリューム・バックアップに関する情報をリストする方法を示します。
@> lsvolumebackup --filter name=my-volume-backup*
親トピック: ブロック・ストア管理