A.1.1 V$EXA_FILE

V$EXA_FILEビューには、Exascaleに格納されているOracle Databaseファイルに関する情報が含まれています。

表A-1 V$EXA_FILEの列および説明

データ型 説明
FULL_PATH VARCHAR2(1024) ボールト名およびボールト内のファイル・パスを含む、完全ファイル・パス。
VAULT_NAME VARCHAR2(256) ファイルを含むExascaleボールトの名前。
FILE_NAME VARCHAR2(1024) ボールト内のファイル・パス。
REDUNDANCY VARCHAR2(20)

ファイルの冗長性設定。使用可能な値は、次のとおりです:

  • high: ファイル・データの3つミラー・コピーを示します。

CONTENT_TYPE VARCHAR2(20)

ファイルのコンテンツ・タイプ。使用可能な値は、次のとおりです:

  • DATA: 主にユーザー・データに関連付けられます。

  • RECO: 主に、バックアップおよびリカバリ操作で使用されるデータ用です。

MEDIA_TYPE VARCHAR2(20)

ファイルで使用されるストレージ・メディア・タイプ。サポートされているメディア・タイプは次のとおりです。

  • HC: 高パフォーマンスのExadataストレージ・サーバー上のハード・ディスク・ドライブ(HDD)を使用する、大容量ストレージを識別します。

  • EF: 低レイテンシで高スループットのフラッシュ・デバイスを使用するExtreme Flashストレージを識別します。

CREATE_TIME DATE ファイル作成時間。
FILE_TYPE VARCHAR2(30) Oracle Databaseファイル・タイプ。
SIZE_IN_BYTES NUMBER ファイル・サイズ(バイト単位)。
SPACE_USED NUMBER ファイルで使用されたストレージ領域。
USED_BY VARCHAR2(64) ファイルに関連付けられたOracle Grid InfrastructureクラスタまたはOracle Databaseを識別します。
CON_ID NUMBER Oracle DatabaseコンテナID。