3.3 SQLcl MCPサーバーのしくみ

SQLcl MCPサーバーは、会話型AIリクエストを強力なコンテキスト対応データベース操作に変換し、Oracle環境の完全な機能、パフォーマンスおよび整合性を維持します。

このサーバーのワークフローは次のとおりです:

  1. ユーザー・リクエスト: ユーザーがMCPクライアント(Claude Desktopなど)に対して自然言語("Retrieve all employees hired last month from the HR schema"など)でリクエストを実行します。
  2. MCPクライアントの処理: MCPクライアントによって次のタスクが実行されます:
    1. ユーザーのリクエストを解釈してその意図を特定し、起動する適切なSQLcl MCPサーバー・ツールを決定します。
    2. AIモデルをコールして、解釈したリクエストを、対応するSQL文に変換します。
    3. MCPプロトコルを使用してSQLcl MCPサーバーへの構造化されたツール・コールを発行して、生成したSQL文の実行をトリガーします。
  3. データベース操作: SQLcl MCPサーバーで、そのリクエストが受信され、名前付きまたは保存済の接続を使用して、SQLclインタフェースを介してOracle Databaseに対し、対応するSQL問合せまたはコマンドが実行されます。
  4. レスポンスの書式設定と配信: SQLclによって問合せが処理され、その結果がSQLcl MCPサーバーに返されます。そのサーバーにより、MCP標準に従ってその出力が書式設定され、それがMCPクライアントに送り返されます。最終的に、クライアントによって、わかりやすく自然な言語で情報が提示されます。