HTML出力プロパティ

次の表では、HTML出力ファイルを制御するプロパティについて説明します。

プロパティ名 説明 デフォルト

ヘッダーの表示

"false"に設定して、HTML出力のテンプレート・ヘッダーを抑制します。

true

フッターの表示

"false"に設定して、HTML出力のテンプレート・フッターを抑制します。

true

スマート引用符の置換

HTML出力でカーリー引用符をストレート引用符で置き換えない場合は、"false"に設定します。

true

文字セット

出力HTML文字セットを指定します。

UTF-8

HTML出力のアクセス可能化

"true"に設定すると、HTML出力にアクセスできるようになります。

false

表の列への幅の割合の使用

"true"に設定すると、表の合計幅の割合の値(ポイント値ではなく)に従って表列が表示されます。ブラウザが非常に広い幅の列を含む表を表示する場合に、このプロパティは特に便利です。このプロセスをtrueに設定して、表の読みやすさを改善します。

true

ページ区切りで表示

このプロパティをtrueに設定すると、HTML出力はページ区切り機能を持つレポート・ビューアで表示されます。次の機能が含まれます。

  • 目次の生成

  • ページの上部と下部のナビゲーション・リンク

  • HTMLドキュメント内の特定のページにスキップする機能

  • ブラウザの検索機能を使用した、HTMLドキュメント内の文字列の検索

  • ブラウザのズーム機能を使用した、HTMLドキュメントのズーム・インおよびズーム・アウト

これらの機能は、レポート・ビューアを使用したオンライン表示の場合のみサポートされていることに注意してください。

false

表セルのパディングの削減

このプロパティをtrueに設定すると、HTML表のセルがパディングなしで表示され、テキスト用のページ・スペースが最大限に確保されます。

false

オフライン表示用にイメージおよびチャートをHTMLに埋込み

このプロパティをtrueに設定すると、オフライン表示用にチャートやイメージがHTML出力に埋め込まれます。

false

チャートにSVGを使用

このプロパティをtrueに設定すると、チャートがSVG (スケーラブル・ベクトル・グラフィックス)として表示され、HTML出力の解像度が高まります。このプロパティをfalseに設定すると、チャートはラスター画像として表示されます。

true

元の表の幅を保持

このプロパティをtrueに設定すると、表内の列が削除された場合に表の元の幅が保持されます。

true

HTML表に対して水平スクロールバーを自動的に有効化

このプロパティをtrueに設定すると、ブラウザ・ウィンドウの現在のサイズに収まらない表に水平スクロール・バーが追加されます。

false

HTML表の列サイズ自動調整を有効化

このプロパティをtrueに設定すると、表の列幅がブラウザ・ウィンドウのサイズに自動的に調整されます。

false

空の段落にゼロの高さを設定

このプロパティをtrueに設定すると、出力がHTMLの場合に、空の段落(テキストがない段落)の高さが0ポイントに設定されます。

true