セキュリティ・オプションを使用して、ユーザーが分析およびダッシュボードで特定のアクションを実行する方法を制御します。
これらのほとんどのオプションは分析およびダッシュボードにのみ適用されます。データ・ビジュアライゼーションやピクセルパーフェクト・レポートには適用されません。例外は、分析、ダッシュボードおよびデータ・ビジュアライゼーションに適用される「ユーザーの非アクティブのタイムアウト」です。
システム設定 | 詳細情報 |
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HTML/JavaScript/CSSコンテンツの許可 |
ユーザーがHTML、JavaScriptおよびCSSマークアップを分析およびダッシュボードのさまざまなテキスト・フィールドに適用できるかどうかと、以前に保存したマークアップを使用する方法を決定します。
デフォルト: オープン時 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: AllowHTMLJavaScriptCSSContent エディション: Enterpriseのみ |
プッシュ通知の有効化 |
モバイル・アプリケーションのプッシュ通知が有効(オン)か無効(オフ)かを指定します。
デフォルト: オン 適用が必要: いいえ 変更の効果: 即時 APIキー: EnableMobilePushNotifications エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
データをCSVファイルおよびタブ区切りファイルにテキストとしてエクスポート |
データをCSVファイルまたはタブ区切りファイルにエクスポートする際に、すべてのフィールドがテキストとして処理されるように、先頭にアポストロフィを追加するかどうかを指定します。
分析の結果のエクスポートを参照してください。
注: この設定は、ビジュアライゼーションと分析にのみ適用されます。ピクセルパーフェクト・レポートには適用されません。デフォルト: オフ 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: ExportDataToCSVFilesAsText エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
ログアウト後のリダイレクトURL |
ユーザーがOracle Analyticsからサインアウトする際にリダイレクトされるURLを指定します。たとえば、ユーザーを会社のWebページにリダイレクトしたり、クラシック・ホーム・ページを開くサインインの詳細を表示できます。 注: この設定は、2023年1月23日以降に作成されたOracle Analytics Cloudインスタンスで機能します。2023年1月23日より前に作成されたOracle Analytics Cloudインスタンスのログアウト後のURLを構成する場合は、Oracle Supportにサービス・リクエストを発行します。 APIキー: PostLogoutRedirectURL 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 エディション: Enterpriseのみ |
ワークブック・サムネイルの保存 |
ワークブックの内容を識別できるように、Oracle Analyticsはワークブックのサムネイル・イメージをホーム・ページに表示できます。これらのサムネイルに表示される情報は、データ作成者と同じアクセス権を持たないユーザーに機密データが公開されないよう保護するためにぼかされます。 この設定は、「ワークブック・プロパティ」ダイアログで設定された「サムネイルの保存」値を、個々のワークブック・レベルでオーバーライドします。 注: ウォッチリストではサムネイルが使用されないため、この設定は、ウォッチリストには適用されません。かわりに、ウォッチリストには小さいビジュアライゼーションが表示され、ホーム・ページをリフレッシュするたびにリロードされます。
デフォルト: オン 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: SaveWorkbookThumbnail エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
非アクティブ・ユーザーの自動サイン・アウト |
非アクティブ・タイムアウトに達した後に、ユーザーを自動的にサイン・アウトするかどうかを指定します。
デフォルト: オフ 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: SignOutInactiveUsersAutomatically エディション: Enterpriseのみ |
TLS接続モード |
TLSを使用する外部データ・ソース接続で使用されるセキュリティ構成を指定します。
この設定は、パブリック・データ・ソースとプライベート・データ・ソースの両方への接続に適用されます。この設定は、データ・ゲートウェイ・ベースの接続には適用されません。 デフォルト: 拡張 適用が必要: はい 変更の効果: 数分後 APIキー: TLSConnectionMode エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
ブラウザ・スクリプト・アクションのURL |
カスタム・ブラウザ・スクリプト・アクションが含まれるJavaScriptファイルのURLを指定します。 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: URLBrowserScriptActions エディション: Enterpriseのみ |
ユーザーの非アクティブのタイムアウト(分数) |
ここで指定した時間(分数)にわたってユーザーの非アクティブ状態が続くと、ブラウザまたはモバイル接続を再認証する必要があります。 このシステム設定は、分析、ダッシュボードおよびデータ・ビジュアライゼーションに適用されます。 有効な値: 5 - 480 デフォルト: 60 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: UserInactivityTimeout エディション: ProfessionalおよびEnterprise |