管理者は、次のシステム設定を使用して、データベース問合せ、デフォルトのURL、表示のデフォルト、ソートなどの様々なアクションの動作を設定します。
システム設定 | 詳細情報 |
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VARCHARデータの右スペース削除の無効化 |
varchar列からの末尾のスペースの自動削除が有効(オフ)か無効(オン)かを指定します。たとえば、このプロパティが有効(オフ)になっている場合、ユーザーがフィールドへの値の入力を開始すると、フィルタ・ダイアログによって末尾のスペースが自動的に削除されます。
デフォルト: オフ 適用が必要: はい 変更の効果: 数分後 APIキー: DataQueryDisableRightTrimVARCHARData エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
サブリクエスト送信の有効化 |
ソース・データベースへのサブリクエストを、スタンドアロンの問合せと別に実行するか、一緒に実行するかを指定します。サブリクエストが多数ある複雑なレポートを実行する場合、パフォーマンスが向上するので、デフォルトでは、サブリクエストは分けて送信されます(つまり、複雑で大きな問合せ1つをすべて一度に送信するより、サブリクエストを複数の簡単な問合せに分けて送信する方が好まれます)。 Oracle BI Enterprise Editionでは、デフォルトは
デフォルト: デフォルト 適用が必要: はい 変更の効果: 数分後 APIキー: EnableSubrequestShipping エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
アクションでの安全ドメインの強制 |
ユーザーが分析およびダッシュボードに追加したアクション・リンクが、すべてのURLまたは管理者が安全ドメイン・リストで指定したURLのみを起動できるかを決定します。
デフォルト: 新しいサービスではOnであり、既存サービスではOffです。 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: EnforceSafeDomainsActions エディション: Enterpriseのみ |
アクセス権のないEPM Cloudメンバーの非表示 |
ユーザーが、一部のEPMディメンション・メンバーへのデータ・アクセス権がない場合でも、階層プロンプト値リストで、またはキャンバスに階層を追加するときに、すべてのEPMディメンション・メンバーを表示できるかどうかを指定します。
デフォルト: オフ 適用が必要: はい 変更の効果: 数分後 APIキー: HideEPMCloudMembersWithNoAccess エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
ロード・メッセージの非表示 |
データ・ロードの処理中に詳細メッセージを表示するかどうかを指定します。
デフォルト: オフ 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: HideLoadingMessages エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
ロケール |
Oracle BI Enterprise Editionから移行されたコンテンツに適用されます。 Oracle BI Enterprise Edition環境からOracle Analyticsにコンテンツを移行すると、分析内のメッセージ、日付または通貨に異なる言語が表示される場合があります。 たとえば、移行された分析をポーランド語で見ると、通貨や日付が、元のOracle BI Enterprise Editionのロケールではなく、Oracle Analyticsのデフォルトのロケールに基づいて表示される場合があります。Oracle BI Enterprise Editionの通貨と日付をOracle Analyticsで保持するには、この設定を「ポーランド語」Polishに変更します。 適用が必要: はい 変更の効果: 数分後 APIキー: DataQueryLocale エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
ポータル・パス |
ユーザーがOracle Analyticsにサインインする場合にデフォルトで表示されるダッシュボード・ページのパスを指定します。たとえば、 すべてのユーザーに対して単一のパスを指定したり、ユーザー・ロール別に複数のパスを指定したりできます( この設定はすべてのユーザーに適用されますが、ユーザーはサインインした後にオーバーライドできます。 このフィールドには最大5,000文字まで入力できます。 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: PortalPath エディション: Enterpriseのみ |
再帰的日時型チェック |
すべてのデータ・ソースまたはすべてのデータセットで、同じデータ型(整数と整数など)または互換性がないデータ型(整数と短整数)間の比較に対して厳密な再帰データ型チェックを強制するかどうかを指定します。
デフォルト: オン 適用が必要: はい 変更の効果: 数分後 APIキー: RecursiveDatetimeTypeChecking エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
表およびピボットのExcelエクスポートでの行の繰返し |
表およびピボット表をExcelにエクスポートするときに、複数の行にまたがるセルと複数の列にまたがるセルが繰り返されるかどうかを指定します。
デフォルト: オフ 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: AnalysisRepeatRowsExcelExportsTablesPivots エディション: Enterpriseのみ |
Null値を最初にソート |
NULL値を他の値の前にソートする(On)か、後にソートする(Off)かを指定します。データベースに一致する値を選択します。この設定がデータベース設定に一致しない場合、データベース設定が優先されます。
デフォルト: オフ 適用が必要: はい 変更の効果: 数分後 APIキー: SortNullValuesFirst エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
ソート順序のロケール |
Oracle BI Enterprise Editionから移行されたコンテンツに適用されます。 Oracle BI Enterprise Edition環境からOracle Analyticsにコンテンツを移行すると、分析で異なるソート動作が発生する場合があります。 たとえば、移行された分析をポーランド語で見ると、大文字と小文字が、元のOracle BI Enterprise Editionのロケールではなく、Oracle Analyticsのデフォルトのロケールに基づいてソートされる場合があります。Oracle BI Enterprise Editionのソート動作をOracle Analyticsで保持するには、この設定を「ポーランド語」に変更します。 適用が必要: はい 変更の効果: 数分後 APIキー: DataQuerySortOrderLocale エディション: ProfessionalおよびEnterprise |
バニティURLを使用して電子メールのコンテンツを共有 |
スケジュール済電子メールでワークブック・ビジュアライゼーションにリンクを共有するために使用されるOracle Analytics Cloud URL形式を指定します。組織でシステムにバニティURLを設定している場合、使用する既存のバニティURLを次の形式で入力します: または、設定を空白のままにして、電子メールで標準URL形式を使用します。ワークブック電子メール・スケジュールを使用したビジュアライゼーションの共有を参照してください。 カスタム・バニティURLの設定も参照してください。 適用が必要: いいえ 変更の効果: 数分後 APIキー: VanityURLShareContentInEmail エディション: Enterpriseのみ |