配信オプションの構成

電子メールの配信および通知のために、SSL証明書ファイルを定義して一般プロパティを設定できます。

  1. 管理ページから「配信構成」を選択します。
  2. 自己署名された証明書を使用するには、「SSL証明書ファイル」からファイルを選択します。
  3. 電子メール・レポート配信に表示する送信者アドレスを入力します。デフォルト値はbipublisher-report@oracle.comです。
  4. 通知配信に表示する送信者アドレスを入力します。デフォルト値はbipublisher-notification@oracle.comです。
  5. レポート・ステータスが「成功」、「警告」、「失敗」または「スキップ済」の場合に、電子メール通知のための件名テキストを入力します。
  6. 「許可されている電子メール受信者ドメイン」フィールドで、電子メール配信を許可するドメインを入力します。電子メール・ドメインはカンマで区切ります。デフォルトで、*はすべてのドメインを許可します。
    レポート配信の電子メール配信制約を無視する場合、そのレポートの電子メール・ドメインの制約の無視プロパティを選択することに注意してください。
  7. ジョブ出力を電子メールに添付するのではなく、ジョブ出力にアクセスするためのURLを電子メールで送信する場合は、出力をURLとして電子メールで送信を選択します。
    電子メールの受信者がジョブ出力を表示するには、Publisherレポートへのアクセスに必要な有効な資格証明でログインする必要があります。受信者は、Publisherへのアクセス権を持っている必要があります。プライベート・ジョブの出力が、管理者アクセス権のないユーザーに送信された場合、ジョブは成功し、受信者はURLが記載された電子メールを受信しますが、ジョブ出力は表示できません。
  8. 配信マネージャがJavaランタイム環境からプロキシ・サーバー設定を検索する必要がある場合、「システムのプロキシ設定の使用」を選択します。
    • SSLが使用されない場合、プリンタ、FAX、WebDAV、HTTPおよびCUPSサーバーでは、HTTPプロトコルのプロキシ設定が使用されます。SSLが使用される場合、HTTPSプロキシ設定が使用されます。

    • FTPおよびSFTPでは、FTPのプロキシ設定が使用されます。

    • コンテンツ・サーバーと電子メール・サーバーでは、この設定にかかわらずプロキシ経由の接続はサポートされません。

    配信サーバーごとにプロキシ設定をオーバーライドするには、個々のサーバーの設定ページにあるプロキシ構成フィールドを使用します。配信サーバー用にプロキシ・サーバーおよびポートが構成されている場合、配信マネージャは、Javaランタイム環境で定義されたものではなく、そのサーバー用に構成されたプロキシ・サーバーおよびポートを使用します。クラウド・インストールでは、「システムのプロキシ設定の使用」が常に選択され、個々のサーバー設定でオフにしたりオーバーライドすることはできません。

Publisherは、電子メール・サーバーへの接続で問題が発生した場合、30秒間隔で電子メールの再送信を3回試行します。