セキュリティ・トークンのリフレッシュの設定

セキュリティ・トークンをリフレッシュするようにBIJDBCアプリケーションを構成します。

  1. Oracle Cloud Infrastructureコンソールで、「アイデンティティとセキュリティ」にナビゲートし、「ドメイン」をクリックします。
    クラウド・アカウントがアイデンティティ・ドメインを提供しない場合、「ドメイン」リンクは表示されません。つまり、クラウド・アカウントはOracle Identity Cloud Serviceとフェデレートしています。「フェデレーション」をクリックし、「oracleidentitycloudservice」を選択して、「Oracle Identity Cloud ServiceコンソールURL」をクリックします。
  2. 前に作成したBIJDBCアプリケーションの「リフレッシュ・トークン」オプションを有効にします。
    1. 「アプリケーション」にナビゲートし、前に作成したBIJDBCアプリケーションの名前をクリックします。
    2. 「OAuth構成の編集」「クライアント構成」の順にクリックします。
      クラウド・アカウントでOracle Identity Cloud Serviceを使用する場合は、「構成」「クライアント構成」の順に選択します。
    3. 「リフレッシュ・トークン」を選択し、「保存」をクリックします。
      強調表示された「リフレッシュ・トークン」オプション
    Oracle Analytics Cloudインスタンスが2020年5月12日より後に作成されている場合、BIJDBCアプリケーションはセキュリティ・トークンをリフレッシュするように構成されています。
    Oracle Analytics Cloudインスタンスが2020年5月12日より前に作成されている場合は、追加でステップ2から4までを実行してください。
  3. Oracle Cloudアカウントにサインインしたときに表示されたアイデンティティ管理ホスト名を書き留めます。
    アイデンティティ管理ホストの名前
  4. 接続先のOracle Analytics Cloudに関連付けられているアプリケーションにナビゲートし、「アプリケーションID」「クライアントID」および「クライアント・シークレット」を書き留めます。
    • アプリケーションID (Oracle Analytics Cloudに関連付けられたアプリケーションのもの)アプリケーションID

    • クライアントIDおよびクライアント・シークレット(Oracle Analytics Cloudに関連付けられたアプリケーションのもの)クライアントIDおよびクライアント・シークレット

  5. REST APIを使用して、クライアント資格証明を使用してアクセス・トークンを生成します。
    次のREST APIコマンド形式を使用します:
    curl --insecure -i -u '<Client-ID>:<Client-Secret>' -H "Content-Type: application/x-www-form-urlencoded;charset=UTF-8" --request POST https://<IDCS-Host>/oauth2/v1/token -d "grant_type=client_credentials&scope=urn:opc:idm:__myscopes__"
    パラメータ:
    • Client-ID: Oracle Analytics Cloudインスタンスに関連付けられたアプリケーションのクライアントID。

    • Client-Secret: Oracle Analytics Cloudインスタンスに関連付けられたアプリケーションのクライアント・シークレット。

    • IDCS-Host: 前に書き留めたホスト名。

  6. REST APIを使用して、フラグを更新します。
    次のREST APIコマンド形式を使用します:
    curl --location --request PATCH 'https://<IDCS-Host>/admin/v1/Apps/<Application-Id>' \ --header 'Authorization: Bearer <Access-token>' \ --header 'Content-Type: application/json' \ --data-raw '{ "schemas": [ "urn:ietf:params:scim:api:messages:2.0:PatchOp" ], "Operations": [{ "op": "replace", "path": "allowOffline", "value": true }] }'
    パラメータ:
    • IDCS-Host: 前に書き留めたホスト名。

    • Application-Id: Oracle Analytics Cloudインスタンスに関連付けられたアプリケーションのID。

    • Access-token: 前に生成したアクセス・トークン値。