Oracle Analytics CloudとMicrosoft Power BIとの統合(プレビュー)

次のヒントに従って、Oracle Analytics CloudとMicrosoft Power BIと統合します。

Oracle Analytics CloudをMicrosoft Power BIと統合し、Microsoft Power BI Desktopが提供するビジュアライゼーションや公開の機能と、Oracle Analyticsのエンタープライズ・モデリング機能を組み合せて活用すると、データに対する強力なインサイトを得ることができます。

  • Power BI Desktopで、ビジュアライゼーションを作成し、プロジェクトをPower BI Desktopドキュメント(PBIX)に保存します。
    • (レポートを使用するための推奨アプローチ)ナビゲータを使用してレポートを直接追加する – アナリストは、ナビゲータを使用してOracle Analytics Cloudからレポート(分析)を選択し、Power BIのビジュアライゼーションに追加できます。接続ダイアログの「インスタンスURL」フィールドにPower BIアプリケーション・キーを入力し、論理問合せボックスを空のままにします。その後、ナビゲータを使用して「レポート」領域を参照できます。

      「レポート」領域で、Power BIプロジェクトに追加するレポートを選択します。「レポート」領域で、Power BIプロジェクトに追加するために使用可能な分析を参照できます。

      この方法では、Oracle Analytics Cloudのデータ・モデルを利用します。

      または、分析の「拡張」タブから「論理SQL」コードをコピーできます。

    • (ワークブックを使用するための推奨アプローチ) Oracle AnalyticsからSQLコードをコピーする ワークブックで、「開発者」パネルからSQLコードをコピーして、Power BIのビジュアライゼーションに追加します。次に、接続ダイアログの「インスタンスURL」フィールドにPower BIアプリケーション・キーを入力し、論理問合せボックスにSQLコードをコピーします。この方法では、Oracle Analytics Cloudのデータ・モデルを利用します。

    • サブジェクト領域を手動で参照する - アナリストは、サブジェクト領域を手動で参照することで、ロードするサブジェクト領域表を選択できます。接続ダイアログの「インスタンスURL」フィールドにPower BIアプリケーション・キーを入力し、論理問合せボックスを空のままにします。その後、ナビゲータを使用して、「サブジェクト領域」フォルダ内の表を手動で選択できます。

      Oracle Analytics Cloudで、特にPower BIユーザーのレポートのニーズを満たすようにサブジェクト領域をキュレートします。サブジェクト領域が、単一のサブジェクト領域表のファクト列とディメンション列の両方でキュレートされていることを確認します。
      GUID-0B1E4F2F-C760-4F97-9A8C-EA97E0519253-default.pngの説明が続きます
      .pngの説明

      基本データの場合はこのアプローチを使用できますが、Microsoft Power BIは、分析結果に影響を与える仮定および最適化を行うことに注意してください。その結果、Microsoft Power BIが生成する問合せのデバッグおよび監査が困難になる可能性があります。

      また、サブジェクト領域を参照して表にアクセスすると、各表は他の表とは独立してロードされます。サブジェクト領域は、関連する列を含まないディメンション表とファクト表に構造化されることがよくあります。

  • Power BI (PBIX)プロジェクトを他のユーザーと共有すると、そのユーザーは、プロジェクト内の任意のビジュアライゼーションを操作できます。