Kerberos認証を使用したデータベース接続に必要なアーカイブ・ファイルの作成

Kerberos認証を使用してデータ・ソースに接続するには、アーカイブ・ファイル(*.zipファイル拡張子で圧縮されたファイルなど)に格納された接続の詳細を使用して、Oracle Analyticsに接続の詳細を渡せます。

接続の詳細をアーカイブ・ファイル(*.zipファイル拡張子の圧縮されたファイルなど)に格納すると、接続の詳細を手動で入力しなくても、SparkまたはHiveデータ・ソースに簡単に接続できるようになります。
アーカイブ・ファイルには、次のファイルを含むkerberosという名前のディレクトリが必要です:
  • kerberos/krb5conf
  • kerberos/oac.keytab
  • kerberos/service_details.json
service_details.jsonファイルにはHost、PortおよびServicePrincipalNameの値を含め、パラメータ値は引用符で囲みます("value")。例:
{
 "Host" : "myHost.com",
 "Port" : "10000",
 "ServicePrincipalName" : "hive/myHostDB.com@BDA.COM"
}
  1. Apache Hiveへの接続用などに、データベース管理者からKerberos構成ファイルを取得します。
  2. Kerberos構成ファイルを格納するためのkerberosという名前のフォルダを作成します。
  3. 作成したkerberosフォルダにkrb5confファイルをコピーします。
  4. .keytabファイルの名前がoac.keytabであることを確認して(必要であれば名前を変更します)、作成したフォルダにそのファイルをコピーします。
  5. service_details.jsonファイルを取得または作成して、作成したフォルダに保存します。
  6. フォルダに追加した3つのファイルを含むアーカイブ・ファイルを作成し、適切な名前を付けます(SSLKerberos.zipなど)。